被害者ガイド
仮想通貨詐欺の主な手口一覧と見分け方
最終更新日: 2026年8月9日
仮想通貨(暗号資産)を狙った詐欺には、いくつかの典型的なパターンがあります。 自分が今どのタイプの詐欺に遭っている(遭った)のかを知ることは、今後の対応を考えるうえでも重要です。 代表的な手口を紹介します。
投資詐欺(SNS型投資詐欺)
X(Twitter)・Instagram・LINEオープンチャット等で「必ず儲かる」「著名人が推薦している」といった触れ込みで 投資グループに勧誘し、専用の投資アプリやウェブサイトに仮想通貨を送金させる手口です。 最初は少額の利益が出ているように見せかけ、より多くの入金を促してくるのが典型的なパターンです。 出金しようとすると「手数料」「税金」等の名目で追加送金を要求され、最終的に連絡が取れなくなります。
見分け方
- 元本保証・高配当を強調している
- SNSで知り合った人物や広告経由で勧誘された
- 出金時に次々と追加の入金を求められる
- 運営会社の実態(法人登記・金融庁の登録)が確認できない
ロマンス詐欺(国際ロマンス投資詐欺)
マッチングアプリやSNSで知り合った相手と恋愛関係を築いたうえで、「一緒に投資をしよう」と持ちかけ、 仮想通貨投資アプリへの入金を促す手口です。海外在住を名乗る相手が多く、実際に会うことは決してありません。 長期間かけて信頼関係を築いてから持ちかけてくるため、被害が高額化しやすい傾向があります。
見分け方
- 知り合って間もないのに好意的な言葉をかけてくる
- ビデオ通話を避ける、直接会うことを避け続ける
- 会話の中で自然に投資の話題を持ち出してくる
- 指定された投資アプリが公式のアプリストアに存在しない
副業詐欺
「スマホひとつで高収入」「タップするだけの簡単な作業」等の広告から、仮想通貨を使った副業案件に誘導し、 初期費用や「タスク達成のための入金」を仮想通貨で要求する手口です。SNS広告やマッチングアプリ経由の勧誘が多く見られます。
見分け方
- 作業内容の割に報酬が異常に高い
- 始める前に入金(仮想通貨での「保証金」等)を求められる
- 個人のLINEアカウントに誘導される
フィッシング詐欺・ウォレット接続詐欺
取引所やウォレットアプリの公式サイトを装った偽サイトにログイン情報を入力させたり、 偽のDApp(分散型アプリ)にウォレットを接続させて、保有する仮想通貨を抜き取る手口です。 「アカウントが凍結されました」「エアドロップ(無料配布)対象です」といった通知やDMがきっかけになることが多いです。
見分け方
- URLが公式サイトと微妙に異なる(文字の置き換え等)
- 緊急性を煽るメッセージ(「24時間以内に対応しないと」等)
- ウォレットの署名(承認)を急かされる
⚠ 「資金回収業者」を名乗る二次被害にも注意一度詐欺被害に遭うと、SNSや検索広告で「資金回収します」と接触してくる別の詐欺業者が現れることがあります。 正規の調査サービスは送金経路の調査はできても、資金の凍結・回収を保証することはできません。 詳しくは「まず何をすべきか」の記事もご覧ください。