MYFX Marketsの出金拒否は本当?財務局の警告と過去の経緯
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MYFX Marketsは、日本で金融商品取引業の登録を受けていません。関東財務局は2026年7月22日、MYFX Markets Pty Ltd、MYFX Group(コモロ連合)、MYFX GROUP LIMITEDに対し、無登録で店頭デリバティブ取引を勧誘していたとして警告しました。同じ「MYFX Markets」というサービス名では、2020年1月にも「AXIS INC.」が警告を受けています。
報じられてきたMYFX Marketsの「出金拒否」は、規約違反と判断された取引の利益を取り消したことをめぐる争いです。出金のために税金や手数料を先に払わせる詐欺型の出金拒否とは性質が違いますが、無登録業者との争いは日本の制度で解決できない点は同じです。
MYFX Marketsは、2010年代から日本の利用者にも知られてきた海外FX業者です。予測検索には「出金拒否」「出金条件」が並びます。この記事では、2026年7月の財務局の警告と、これまで報じられてきた出金をめぐる経緯を、出典の種類を分けて整理します。
MYFX Marketsとはどんな業者?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | MYFX Markets |
| 財務局の公表資料上の業者名 | MYFX Markets Pty Ltd、MYFX Group(Union of Comoros)、MYFX GROUP LIMITED |
| 財務局の公表資料上の所在地 | ①コモロ連合 アンジュアン島(MYFX Group) ②セーシェル マヘ島(MYFX GROUP LIMITED)。虚偽の可能性があると注記 |
| 豪州の事業者登録 | MYFX MARKETS PTY LTD はオーストラリアの事業者登録(ABN)に、2014年11月17日から有効(Active)の豪州の非公開会社として掲載(会社としての登録で、金融サービスの免許とは別) |
| 過去の警告 | 2020年1月、同じサービス名「MYFX Markets」を提供していた AXIS INC. が財務局の警告を受けている |
| 日本での登録 | なし(金融商品取引業の登録業者ではない) |
| 公的機関の対応 | 関東財務局が2026年7月22日に警告・公表。金融庁の無登録業者の一覧にも掲載 |
MYFX Marketsに金融庁・財務局の警告は出ている?
出ています。関東財務局は2026年7月22日、MYFX Markets Pty Ltd、MYFX Group(コモロ連合)、MYFX GROUP LIMITEDについて、インターネットを通じて店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていた無登録業者として警告を行ったと公表しました。
公表資料の備考には、サービス名「MYFX Markets」が、2020年(令和2年)1月に警告した「AXIS INC.」のサービス名と同じであること、また MYFX Group の所在地(アンジュアン島)が、2026年3月に警告した「Neon Fx」(Bull360の運営者)と同様もしくは酷似していること(関係性は不明)が記載されています。
MYFX Marketsの出金拒否は本当?何が起きていた?
FX・暗号資産の情報サイトMyforexは、MYFX Marketsの出金拒否のうわさについて調べた記事(2023年8月25日公開、2024年2月5日更新)で、次の経緯を紹介しています。報道・二次情報で、当社は個々の事実関係を確認していません。
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 2019年 | 集団訴訟のプラットフォーム「enjin」で、MYFX Marketsが取り消した取引利益の返還を求める集団訴訟の計画が掲載され、13名が参加して計1,481万円の被害を訴えた。記事は、利益取り消しの理由はアービトラージだったようだとしている |
| 2021年 | クッション機能付きのボーナスを配った時期に、入金ボーナスを利用した組織的な両建てによる不正取引があったとして、利益の取り消しが行われたとされる |
| MYFX Markets側の立場 | 記事は、MYFX Marketsは利用規約に違反した取引について利益の取り消しを行っていることは認めている、としている |
| その後 | 記事の更新時点では、それ以降に大きなトラブルは話題になっていないとしている |
つまり、ここで言われている「出金拒否」は、入金額まで返さないというものではなく、規約違反と判断された取引の利益を取り消したことをめぐる争いとして報じられています。
MYFX Marketsの出金拒否と、詐欺型の出金拒否はどう違う?
| 規約をめぐる出金拒否 | 詐欺型の出金拒否 | |
|---|---|---|
| 何を拒まれるか | 主に、規約違反と判断された取引の利益やボーナス | 入金した元本も含めて、全額 |
| 業者の言い分 | 「禁止された取引があった」「ボーナスの条件に違反した」 | 「税金を先に払え」「手数料・保証金が必要」「口座が凍結された」 |
| 追加の支払い | 通常は求められない | 出金の前に、追加の入金を繰り返し求められる |
| 相手 | 実在する業者のサポート | SNSやマッチングアプリで知り合った相手、偽サイト |
どちらの型でも、無登録業者との争いは、日本の金融ADR(裁判外の紛争解決)や、登録業者に義務付けられた顧客資産の分別管理といった仕組みでは解決できません。海外の業者に対して権利を主張するのは、言語や手続きの面で大きな負担になります。詐欺型の出金拒否に当てはまる場合は、追加の支払いをしないでください。
MYFX Marketsについて確認できなかった点は?
- MYFX Markets Pty Ltd がオーストラリアの金融サービスの免許(AFSL)を持っているかどうか(当社では当局の登録簿で照合できませんでした)
- コモロ連合・セーシェルの法人が表示している現地のライセンスの有効性
- 2020年に警告を受けた AXIS INC. と、現在の運営会社との関係
- 2024年以降の出金をめぐるトラブルの件数(公的機関の発表は見当たりませんでした)
MYFX Marketsで出金を拒否されたら、今すぐやることは?
- 拒否の理由として示された文面(メール・チャット)と、該当する規約の条文の画面を保存する
- 口座の取引履歴と、入金・出金申請の履歴を保存する
- 「追加で入金すれば出金できる」と言われた場合は払わない(詐欺型の可能性があります)
- 暗号資産で入出金した場合は、送金のTXIDとアドレスを控える(TXIDの確認方法)
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- 関東財務局「無登録で金融商品取引業等を行う者について(MYFX Markets Pty Ltd、MYFX Group(Union of Comoros)、MYFX GROUP LIMITED)」 — 2026年7月22日
- Australian Business Register「MYFX MARKETS PTY LTD」(ABN Lookup) — オーストラリアの事業者登録(2026年9月10日確認)
- Myforex「MYFX Marketsには出金拒否がある?SNSのうわさを調査!」 — 報道(2023年8月25日公開、2024年2月5日更新)
- 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」
2026年9月10日時点の公開情報にもとづいています。
この記事は、公的機関の公表資料、各サービスの公式サイトの表示、報道など、公開されている情報をもとにまとめたものです。利用者の声として紹介している内容は第三者の報告で、当社が個々の事実関係を確認したものではありません。記載内容の誤りのご指摘や、当事者の方からの訂正・削除のご依頼は、お問い合わせからご連絡ください。確認のうえ対応します。
MYFX Marketsの出金拒否に関するよくある質問
MYFX Marketsは金融庁に登録されていますか?
登録されていません。関東財務局は2026年7月22日、MYFX Markets Pty Ltd、MYFX Group(コモロ連合)、MYFX GROUP LIMITEDに対し、無登録で店頭デリバティブ取引を勧誘していたとして警告しました。2020年1月にも、同じサービス名を提供していた AXIS INC. が警告を受けています。
MYFX Marketsは詐欺ですか?
公的機関が詐欺と認定したものではありません。報じられてきた出金拒否は、規約違反と判断された取引の利益を取り消したことをめぐる争いです。ただし日本の登録は受けておらず、争いになっても日本の制度では解決できません。
出金拒否が規約をめぐるものか、詐欺かはどう見分けますか?
出金の前に税金・手数料・保証金などの追加の支払いを求められる場合は、詐欺型の可能性が高いと考えてください。規約をめぐる出金拒否では、禁止された取引やボーナスの条件違反が理由として示されるのが一般的です。
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