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Evoexは詐欺?zelvorynthiqen.comの凍結・信用スコアとローン

公開日:

結論

Evoex(zelvorynthiqen.com / zyphorenthelix.com)は、意味のない文字列のドメインで運営されている暗号資産の取引サイトで、運営会社の名前も住所も許可も確認できません。2つのドメインは2026年1月に続けて登録され、同じサイトを表示しています。入金先のアドレスは画面に出ず、「入金申請後、サポートに連絡して」取得する仕組みです。

サイトの表示データには「ユーザーが凍結されているため、出金できません」「信用スコア」といった文言や、マイナンバーカードと知人2人の連絡先を求めるローンの項目があり、管理側には通貨の価格を調整する機能の文言も残っています。当社は、このサイトは投資詐欺の可能性が極めて高いと判断しています。入金や個人情報の提出はしないでください。

SNSやマッチングアプリで知り合った相手に「Evoexで一緒に運用しよう」と誘われた——。このサイトは、暗号資産の取引のほか、マイニング、AIチップのレンタル、ローンまで幅広く並べています。この記事では、当社がサイトと、サイトが誰でも読み込める形で公開しているプログラムを直接確認して分かったことを整理します。

Evoex(zelvorynthiqen.com)とはどんなサイト?

Evoexの基本情報(2026年9月11日確認)
項目内容
サイトが名乗る名前Evoex
確認したドメインzelvorynthiqen.com、zyphorenthelix.com(どちらも表示あり。同じ内容)
ドメインの登録日zyphorenthelix.com は2026年1月3日、zelvorynthiqen.com は同年1月28日。登録期間はどちらも1年(ドメインの登録情報より)
運営会社・住所・許可サイトの公開データには記載がない
取扱い(サイトの表示)暗号資産の売買、秒数を指定するオプション取引、レバレッジ取引、マイニング、AIチップのレンタル、裁定取引の商品、株式の割引申込(IPO)、金(XAU)のAI取引、ローン
対応言語日本語のほか、英語・中国語・韓国語・タイ語など
日本での登録金融庁の登録業者ではない(金融庁・財務局の無登録業者の一覧にも名前はない)

サイトは「180以上の国・地域で1億5000万人以上の登録ユーザー」とうたっていますが、ドメインは2026年に登録されたばかりで、名前も意味のない文字の並びです。同じサイトを複数のドメインで出しているのは、1つが止められても別のドメインで続けるためとみられます。

Evoexで出金できないのはなぜ?

サイトの表示データには、出金を止める理由になる文言が並んでいます(2026年9月11日確認)。

「凍結を解除するには保証金が必要」「信用スコアを戻すには入金が必要」といった説明は、投資詐欺でよく見られる形です。追加の支払いには応じないでください。払っても、次の理由を付けて出金を止められることがあります。

入金先のアドレスが画面に表示されないことにも注意が必要です。サイトは「入金申請後、サポートに連絡して入金アドレスを取得してください」としており、送金先はチャットの相手が決めることになります。また、裁定取引の商品には「あなたの資金にはリスクはありません」と書かれていますが、元本が保証される投資はありません。トップには「$8,100のボーナスをプレゼント」とあり、招待登録や初回チャージ(入金)でもボーナスを出すとしています。ボーナスは、入金を増やさせたり、出金の条件を厳しくしたりする口実に使われることがあります。

Evoexのローンや本人確認で渡してはいけない情報は?

Evoexは本人確認で「マイナンバーカード/運転免許証」の画像と、運転免許証を手に持った写真を求めます。さらに「信用ローン」「担保ローン」の申し込みでは、連絡先となる2人の電話番号と住所、勤務先の住所、個人と世帯の収入まで入力させる項目があります。

身分証の画像や知人の連絡先は渡さないでください運営者の分からないサイトに身分証の画像や家族・知人の連絡先を渡すと、別の詐欺や、なりすましの口座開設に悪用されるおそれがあります。「ローンを組めば出金できる」「ローンで入金を増やせば取り返せる」と言われても、申し込まないでください。

Evoexの価格は運営側が変えられる?

サイトの公開プログラムには、利用者向けではない管理側の中国語の文言が残っていました。そこには「通貨の管理で価格の調整(调控)を行ってください」「自社発行のコインは、追従の比率を変えて価格を調整してください」という内容があります。このサイトの仕組みには、表示する通貨の価格を運営側が調整する機能があるとみられます。

当社が確認できたのは、こうした機能の文言がプログラムにあるところまでで、実際に特定の人の取引で使われたかどうかは分かりません。ただ、価格を運営側が動かせるなら、画面の上の利益や損失は、実際の市場とは関係なく作られている可能性があります。

Evoexについて確認できなかった点は?

Evoexに入金してしまったら、今すぐやることは?

  1. 追加の入金をしない。凍結の解除、信用スコアの回復、保証金、税金を求められても払わない。ローンも申し込まない
  2. ログインできるうちに、残高、入金と出金申請の履歴、サポートや担当者とのやり取り(指定された入金先のアドレスを含む)を保存する
  3. 暗号資産で入金した場合は、送金のTXIDと入金先のアドレスを控える(TXIDの確認方法)
  4. 身分証の画像を送ってしまった場合は、身に覚えのない口座開設や借り入れがないか注意し、マイナンバーカードの紛失・悪用の相談窓口の案内も確認する
  5. 「お金を取り戻せる」と後から連絡してくる相手に注意する(二次被害の記事)
送金先を調べたい方は、LINEでご相談ください

送金のTXIDや送金先のアドレス、やり取りの画面があれば、お金がどこへ送られたのかを調べられるかどうか、LINEでお答えします。「何を残せばいいか分からない」「TXIDの探し方が分からない」という段階でも構いません。

LINEで相談する(無料)

友だち追加のみで、こちらから電話をかけることはありません。ご相談は無料ですが、資金の回収・返金をお約束するものではありません。

参考

2026年9月11日時点の公開情報にもとづいています。サイトの表示と文言は、当社が同日にサイトとサイトが読み込む公開のプログラムを直接確認したものです(プログラムは実行せず、文字として読んだだけです。読者を誘導しないよう、サイトへのリンクは載せていません)。

この記事の情報について

この記事は、公的機関の公表資料、各サービスの公式サイトの表示、報道など、公開されている情報をもとにまとめたものです。利用者の声として紹介している内容は第三者の報告で、当社が個々の事実関係を確認したものではありません。記載内容の誤りのご指摘や、当事者の方からの訂正・削除のご依頼は、お問い合わせからご連絡ください。確認のうえ対応します。

Evoexの出金・ローンに関するよくある質問

Evoexの運営会社はどこですか?

分かりません。サイトの公開データには運営会社の名前、住所、許可の記載がなく、ドメインも意味のない文字列です。日本の金融庁の登録業者でもありません。

口座が凍結されて、解除には保証金が必要と言われました。払うべきですか?

払わないでください。Evoexの表示データには「凍結されているため、出金できません」「信用スコア」といった文言があり、出金の前に費用を求めるのは投資詐欺でよく見られる形です。やり取りと入金の記録を保存してください。

Evoexでローンを勧められました。申し込んでも大丈夫ですか?

申し込まないでください。ローンの申し込みでは、マイナンバーカードなどの画像に加え、知人2人の電話番号と住所、勤務先まで入力させます。運営者の分からない相手にこうした情報を渡すと、悪用されるおそれがあります。

執筆・監修

小野田泰久

株式会社ベスト 代表取締役 / CryptoTracer 運営責任者

仮想通貨(暗号資産)詐欺の送金先追跡調査に従事。 本記事の内容は、公開されているブロックチェーン情報と、 実際の調査で確認した送金経路の傾向にもとづいて記載しています。 資金の回収・返金や、送金先の持ち主の氏名・住所の特定は行っていません。
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