TRADING MARKET(tradingmarket.pro)は詐欺?日利5%超の投資プラン
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TRADING MARKET(tradingmarket.pro)は、「1日5.2%を5日間」のような高い利回りの投資プランを並べる投資サイトです。2017年創業、オーストラリアで正式に登録とうたっていますが、会社番号や許可の番号はどこにもなく、ドメインが登録されたのは2026年5月18日です。日本の登録もありません。
規約には「投資が終わるまで元本は引き出せない」「不正を疑った場合は入金の最大100%を手数料として差し引く」とあります。当社は、元本を約束するかのような高い利回り、運営会社を確かめられないこと、入金を差し押さえられる規約から、このサイトは投資詐欺の可能性が極めて高いと判断しています。入金はしないでください。
SNSやメッセージアプリで「TRADING MARKETに預ければ毎日増える」と勧められた——。このサイトは金や不動産、農業などへの投資をうたい、決まった利回りのプランを並べています。この記事では、当社がサイトの表示と規約を直接確認して分かったことを整理します。
TRADING MARKET(tradingmarket.pro)とはどんなサイト?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サイトが名乗る名前 | Trading Market(フッターは Trading Market Limited) |
| 確認したドメイン | tradingmarket.pro(英語のサイト。翻訳の機能で日本語でも表示できる) |
| ドメインの登録日 | 2026年5月18日(ドメインの登録情報より) |
| サイトの会社の説明 | トップは「2017年創業」「オーストラリアで正式に登録」、会社概要は「2018年創業」。会社番号や許可の番号の記載はない |
| 所在地(サイトの表示) | オーストラリア・メルボルン(郵便番号だけで、番地はない) |
| 取扱い(サイトの表示) | 決まった利回りの投資プラン、金の採掘、不動産、農業、暗号資産のマイニングなど |
| 入金の方法(規約) | ビットコイン、イーサリアム、BNB、USDT(TRC20)、PayPal |
| 日本での登録 | 金融庁の登録業者ではない(金融庁・財務局の無登録業者の一覧にも名前はない) |
TRADING MARKETの投資プランの利回りは?
サイトの「投資プラン」のページには、次の5つのプランが並んでいます(2026年9月11日確認)。
| プラン | 入金額 | 利回り(サイトの表示) |
|---|---|---|
| STARTER | 300〜1,000ドル | 5.2%、毎日・5日間 |
| BRONZE | 1,000〜5,000ドル | 7%、毎日・7日間 |
| SILVER | 5,000〜10,000ドル | 8.5%、7日間 |
| GOLD | 10,000〜19,000ドル | 9.2%、30日間 |
| DIAMOND | 20,000ドル〜上限なし | 10%、30日間 |
表示どおりなら、いちばん小さいプランでも5日で26%、BRONZEなら7日で49%増えることになります。このような高い利回りを前もって約束する投資は、実際の運用ではまず成り立ちません。先に入金した人への「配当」を後から入金した人のお金で払う仕組み(いわゆるポンジ・スキーム)でよく見られる形です。
トップページの「最新の入金」の表には、数千〜数十万ドルの入金が並んでいますが、ウォレットとして表示されている同じ文字列が20回繰り返し出てきます。実際の入金の記録とは考えにくい表示です。
TRADING MARKETで出金できないのはなぜ?
サイトの規約(「TERMS AND CONDITIONS」のページ)には、出金を止めたり、入金を差し引いたりできる内容が書かれています。
| 規約の内容(要旨) | 何が起きるか |
|---|---|
| 入金した元本は、投資が終わるまで引き出せない | プランの期間中は、お金を引き出せない |
| 不正や規約違反を疑った場合、入金の最大100%を「手数料」として差し引く | サイト側の判断で、入金を丸ごと取り上げられる |
| ボーナスの取引量の条件を満たさないと、ボーナスと利益を差し引く。元本は申請から90日後に返す | ボーナスを受け取ると、出金がさらに遅れる |
| 当社の責任は合計50ユーロまで | トラブルがあっても、ほとんど補償しない |
一方で、トップページは「30日以内なら全額返金」とうたい、規約は「出金は自動で10〜30分」としています。約束と規約の中身が食い違っています。出金しようとしたときに「手数料」「税金」「保証金」を先に払わせる説明は、投資詐欺でよく見られる形です。追加の支払いには応じないでください。
TRADING MARKETの運営会社は確かめられる?
確かめられません。サイトは「オーストラリアで正式に登録」とうたっていますが、会社番号(ABN など)や金融サービスの許可の番号は書かれておらず、所在地もメルボルンの郵便番号だけです。創業の年は、トップページでは2017年、会社概要では2018年と食い違い、ドメインは2026年5月18日に登録されたものです。
問い合わせ先のメールアドレスも、サイトのドメイン(tradingmarket.pro)とは違う tradingmarket.com と tradingmarket.org が使われています。さらに、よくある質問のページには「Seenance」、登録のページには「GrowthTex」という別のサイトの名前が残っています。ほかのサイトのページを使い回して作られたとみられます。
なお、英国の金融行為規制機構(FCA)は2022年1月、「Trading Market」という名前の無認可業者について警告を出していますが、そこに書かれたサイトは trading-market.online で、このサイトとは別です。両者の関係は分かりません。
TRADING MARKETについて確認できなかった点は?
- サイトを実際に運営している者と所在地(オーストラリアで登録された会社かどうか)
- tradingmarket.com・tradingmarket.org とこのサイトの関係
- どのような経路で日本の人を勧誘しているか、入金した人の人数や金額の規模
TRADING MARKETに入金してしまったら、今すぐやることは?
- 追加の入金をしない。出金の手数料、税金、保証金、プランの「アップグレード」を求められても払わない
- ログインできるうちに、残高、入金と出金申請の履歴、担当者とのやり取り(SNSやメッセージアプリの画面)を保存する
- 暗号資産で入金した場合は、送金のTXIDと入金先のアドレスを控える(TXIDの確認方法)
- PayPalや銀行振込で払った場合は、支払いの記録を残し、支払いに使ったサービスや金融機関にすぐ連絡する
- 「お金を取り戻せる」と後から連絡してくる相手に注意する(二次被害の記事)
送金のTXIDや送金先のアドレス、やり取りの画面があれば、お金がどこへ送られたのかを調べられるかどうか、LINEでお答えします。「何を残せばいいか分からない」「TXIDの探し方が分からない」という段階でも構いません。
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- tradingmarket.pro のドメイン登録情報(RDAP) — 登録日 2026年5月18日
- 英国 金融行為規制機構(FCA)「Trading Market」 — 2022年1月6日。対象は trading-market.online で、このサイトとは別
- 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について(HTML版)」 — 2026年9月11日確認。TRADING MARKET の名前はない
- 金融庁「免許・許可・登録等を受けている事業者一覧」
2026年9月11日時点の公開情報にもとづいています。投資プラン・規約・会社の説明は、当社が同日にサイトを直接確認したものです(読者を誘導しないよう、サイトへのリンクは載せていません)。
この記事は、公的機関の公表資料、各サービスの公式サイトの表示、報道など、公開されている情報をもとにまとめたものです。利用者の声として紹介している内容は第三者の報告で、当社が個々の事実関係を確認したものではありません。記載内容の誤りのご指摘や、当事者の方からの訂正・削除のご依頼は、お問い合わせからご連絡ください。確認のうえ対応します。
TRADING MARKETの利回り・出金に関するよくある質問
TRADING MARKETの「1日5.2%」は本当に受け取れますか?
当てにしないでください。決まった高い利回りを前もって約束する投資は、実際の運用ではまず成り立ちません。規約では、投資が終わるまで元本を引き出せず、サイト側の判断で入金の最大100%を差し引けるとしています。
TRADING MARKETはオーストラリアの登録業者ですか?
確かめられません。サイトは「オーストラリアで正式に登録」とうたっていますが、会社番号や許可の番号は書かれていません。日本の金融庁の登録業者でもありません。
FCAが警告している「Trading Market」はこのサイトですか?
FCAの警告(2022年1月)に書かれているサイトは trading-market.online で、tradingmarket.pro とは別です。両者の関係は分かりません。警告の対象かどうかにかかわらず、このサイトには上で挙げた問題があります。
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