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ビットハーベストは詐欺?出金できない報告と海外当局の命令

公開日:

結論

ビットハーベスト(BitHarvest)には、海外の当局による命令と警告が出ています。米国カリフォルニア州の金融保護イノベーション局(DFPI)は2024年8月20日、BitHarvest Ltdらに中止命令を出しました。ロシア中央銀行は2025年2月14日、BitHarvestを「金融ピラミッドの兆候」がある業者としてリストに載せています。オランダの金融市場庁(AFM)も2025年10月、BitHarvestなどの勧誘に応じないよう呼びかけました。

海外の調査サイトは、BitHarvestが2025年11月に破綻し、2026年1月に「Harvest Plus(ハーベストプラス)」として再始動したと報じています。名前が変わった後の新しい商品への乗り換えや、出金のための解除料・保証金の支払いには応じないでください。

ビットコインのマイニングで収益が得られる——ビットハーベスト(BitHarvest)は、暗号資産の運用をうたって世界各地から出資者を集めてきたサービスです。日本でも紹介を通じて広がり、「出金できない」という声が出ています。この記事では、各国の当局の公表内容を中心に整理します。

ビットハーベスト(BitHarvest)とはどんなサービス?

ビットハーベストの基本情報(2026年9月時点の公開情報)
項目内容
サービス名BitHarvest(ビットハーベスト)。2026年1月から「Harvest Plus(ハーベストプラス)」として再始動したと報じられている
命令の対象となった名称BitHarvest Ltd、www.bitharvest.io(米国カリフォルニア州の命令)
日本での登録日本の金融商品取引業者・暗号資産交換業者であることは確認できない
海外当局の対応米国カリフォルニア州DFPIが2024年8月20日に中止命令。ロシア中央銀行が2025年2月14日にリストへ掲載。オランダ金融市場庁(AFM)が2025年10月7日に注意を呼びかけ

ビットハーベストに海外の当局の命令や警告は出ている?

出ています。米国カリフォルニア州の金融保護イノベーション局(DFPI)は2024年8月20日、BitHarvest Ltd、同社のサイト(www.bitharvest.io)、関係する3人に対して、中止命令(Desist and Refrain Order)を出しました。同州での勧誘や販売をやめるよう命じるもので、DFPIは公式サイトの処分一覧でこの命令を公表しています。

ロシア中央銀行は2025年2月14日、BitHarvestを「金融市場で違法な活動の兆候が確認された企業のリスト」に掲載しました。確認された兆候として挙げられているのは「金融ピラミッド」です。

オランダの金融市場庁(AFM)も2025年10月7日、公式のXで、BitHarvestを含む4つの業者の名前を挙げ、その勧誘に応じないよう消費者に呼びかけています。

「金融ピラミッド」とは新しく集めた出資金を、先に出資した人への配当や払い戻しに回す仕組みのことです(ポンジ・スキームとも呼ばれます)。新しい出資が集まっているあいだは配当が続くように見えますが、新規の出資が細ると支払いが止まります。

日本では、金融庁や消費者庁、国民生活センターがBitHarvestを名指しした注意喚起は見当たりませんでした。

ビットハーベストは破綻して「ハーベストプラス」になった?

海外のMLM(マルチ商法)を調査するサイトBehindMLMは、2025年11月21日に「BitHarvestが破綻した」と報じ、2026年1月9日には「破綻したBitHarvestがHarvest Plusとして再始動した」と報じています(当社は個々の内容を確認していません)。

破綻したサービスが名前を変えて新しい商品を売り出すとき、既存の出資者には「新しい商品に乗り換えれば資産が戻る」「残高を引き継げる」といった説明がされることがあります。既存の資産を返す前に新しい出資を求める説明には、応じないでください。

ビットハーベストで出金できない場合、何に気をつける?

公的機関がBitHarvestの出金トラブルを個別に公表したものは見当たりませんでした。ただ、上の「金融ピラミッド」の仕組みでは、新しい出資が細ると払い戻しが止まります。その段階で「出金には解除料が必要」「保証金を入れれば出金できる」と追加の支払いを求めるのは、投資詐欺でよく見られる形です。

また、国民生活センターは2026年9月1日の注意喚起で、投資資金の振込先に個人名義の口座を指定された場合、それは詐欺だとして、振り込まないよう呼びかけています。

ビットハーベストについて確認できなかった点は?

ビットハーベストに出資してしまったら、今すぐやることは?

  1. Harvest Plus などの新しい商品への乗り換え、追加の出資、解除料・保証金の支払いはしない
  2. アカウントの残高画面、出資と出金申請の履歴、運営からのお知らせを保存する
  3. 紹介してきた人や、参加していたグループのやり取りを保存する
  4. 銀行振込で出資した場合は振込先の口座情報を控え、振込先の金融機関に連絡する。暗号資産で送った場合は送金のTXIDと送金先のアドレスを控える(TXIDの確認方法)
  5. 「BitHarvestの資金を取り戻せる」と後から連絡してくる相手に注意する(二次被害の記事)
送金先を調べたい方は、LINEでご相談ください

送金のTXIDや送金先のアドレス、やり取りの画面があれば、お金がどこへ送られたのかを調べられるかどうか、LINEでお答えします。「何を残せばいいか分からない」「TXIDの探し方が分からない」という段階でも構いません。

LINEで相談する(無料)

友だち追加のみで、こちらから電話をかけることはありません。ご相談は無料ですが、資金の回収・返金をお約束するものではありません。

参考

2026年9月10日時点の公開情報にもとづいています。DFPI・ロシア中央銀行・BehindMLMのページは同日時点で自動アクセスの制限により直接開けなかったため、AFMの投稿とあわせて、検索エンジンに表示された各ページの記載で確認した範囲を書いています。英語・ロシア語・オランダ語の資料は当社で要旨を日本語にまとめたものです。

この記事の情報について

この記事は、公的機関の公表資料、各サービスの公式サイトの表示、報道など、公開されている情報をもとにまとめたものです。利用者の声として紹介している内容は第三者の報告で、当社が個々の事実関係を確認したものではありません。記載内容の誤りのご指摘や、当事者の方からの訂正・削除のご依頼は、お問い合わせからご連絡ください。確認のうえ対応します。

ビットハーベストの出金トラブルに関するよくある質問

ビットハーベストは金融庁に登録されていますか?

日本の登録業者であることは確認できません。日本の当局による名指しの警告は見当たりませんでしたが、米国カリフォルニア州のDFPIが2024年8月20日に中止命令を出し、ロシア中央銀行が2025年2月14日に「金融ピラミッドの兆候」がある業者としてリストに掲載しています。オランダの金融市場庁(AFM)も2025年10月7日に注意を呼びかけました。

ハーベストプラス(Harvest Plus)はビットハーベストと同じですか?

海外の調査サイトは、BitHarvestが2025年11月に破綻した後、2026年1月にHarvest Plusとして再始動したと報じています。運営者が同じかどうかを示す公的な発表は見当たりませんでした。

ビットハーベストの出金に解除料を払えば出金できますか?

払わないでください。出金のために解除料や保証金を先に払わせる説明は、投資詐欺でよく見られるものです。出資の履歴とやり取りを保存してください。

執筆・監修

小野田泰久

株式会社ベスト 代表取締役 / CryptoTracer 運営責任者

仮想通貨(暗号資産)詐欺の送金先追跡調査に従事。 本記事の内容は、公開されているブロックチェーン情報と、 実際の調査で確認した送金経路の傾向にもとづいて記載しています。 資金の回収・返金や、送金先の持ち主の氏名・住所の特定は行っていません。
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