POSEIDON EX(psdn-service.net)は詐欺?住所が2つある海外FX
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POSEIDON EX(psdn-service.net)は、FXやCFDの取引をうたう海外業者のサイトですが、運営会社の名前がどこにも書かれていません。規約は登記上の事務所をサモアとし、全ページの下部にはセントビンセント・グレナディーンの住所が載っていて、住所が食い違っています。日本の登録もありません。
「投資家補償基金の会員」「政府の規制」とうたいながら、基金や規制機関の名前、許可の番号はありません。当社は、運営会社を確かめられないこと、証拠金に年最大13%の金利を付けるといった勧誘、振込先の口座を口座開設後に知らせる入金方法から、このサイトは投資詐欺の可能性が極めて高いと判断しています。入金はしないでください。
SNSや投資の勉強会で「POSEIDON EXなら、取引しなくても証拠金に金利が付く」と勧められた——。この記事では、当社がサイトの表示と規約を直接確認して分かったことを整理します。「ポセイドン」という名前のゲームのアイテムや旅行会社などとは関係ありません。
POSEIDON EX(psdn-service.net)とはどんな業者?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サイトが名乗る名前 | POSEIDON EX(「国際的なオンライン取引のブローカー」とする) |
| 確認したドメイン | psdn-service.net(英語のサイト) |
| ドメインの登録日 | 2025年12月15日(ドメインの登録情報より) |
| 運営会社 | 会社名の記載はない(規約の契約相手も「POSEIDON EX」とだけ書かれている) |
| 所在地(サイトの表示) | 規約は登記上の事務所をサモア・アピアとし、全ページの下部はセントビンセント・グレナディーン・キングスタウン |
| 取扱い(サイトの表示) | FX、CFD、商品など300以上の銘柄。資金を運用者に任せるPAMM・MAM口座。紹介者に報酬を払う制度 |
| レバレッジ(サイトの表示) | 最大1000倍 |
| 連絡先 | 電話番号・メールアドレスの記載はなく、問い合わせフォームだけ |
| 日本での登録 | 金融庁の登録業者ではない(金融庁・財務局の無登録業者の一覧にも名前はない) |
POSEIDON EXの運営会社と規制は確かめられる?
確かめられません。サイトは次のようにうたっていますが、どれも裏付けになる名前や番号がありません。
| サイトの表示(要旨) | 書かれていないこと |
|---|---|
| 「投資家補償基金(Investor Compensation Fund)の会員」 | どの国の、どの基金なのか |
| 「金融の登録と監督による安心」「政府の規制」「外部監査」 | 登録先の規制機関の名前と許可の番号、監査法人の名前 |
| 「顧客資金の規則に従い、自社の資金と分けて管理」 | どこの銀行の、どの口座で分けているのか |
| 「金融サービスガイド(FSG)と商品開示書(PDS)はこちら」 | 「こちら」に書類へのリンクがない |
住所も、規約ではサモア、サイトの下部ではセントビンセント・グレナディーンと食い違っています。利用できない地域として米国・オーストラリア・カナダ・ニュージーランドなどを挙げていますが、日本は含まれていません。さらに、プライバシーポリシーには「規約は forex-view.net で見られる」と、別のサイトの名前が残っています(このドメインは2026年9月11日時点で存在しません)。ほかのサイトの文書を使い回したとみられます。
POSEIDON EXの「年13%の金利」は受け取れる?
当てにしないでください。サイトは「高金利キャンペーン」として、口座の証拠金の残高に応じて年7%・10%・最大13%の金利を付けるとうたっています。取引をしなくても預けるだけで増えるかのような説明で、残高が大きいほど金利が高くなる仕組みは、入金額を増やさせる勧誘によく使われます。
レバレッジも最大1000倍とされています。金融庁によると、日本で個人が店頭FX取引をするときは、レバレッジにすると25倍以下になります。紹介した人の取引に応じて報酬を払う制度もあり、知人を誘うよう勧められることがあります。
POSEIDON EXへの入金・出金の条件は?
- 入金は銀行振込で、振込先の口座は口座開設の後に知らせるとしている(サイトには振込先の会社名が載っていない)
- 業者は、入金を受け付けない・取り消す権利があるとしている
- 手数料は「随時合意したとおり」払うとされ、手数料の一覧は公開されていない
- 出金は、入金に使ったのと同じ口座・同じ方法にしかできないとしている
- 登録の画面では、生年月日、電話番号、住所のほか、公職についているかどうかまで尋ねている
振込先として個人名や、業者と関係のなさそうな会社名の口座を指定されたら、その時点で入金をやめてください。出金しようとしたときに「手数料」「税金」「保証金」を先に払わせる説明は、投資詐欺でよく見られる形です。追加の支払いには応じないでください。
POSEIDON EXについて確認できなかった点は?
- サイトを実際に運営している者と所在地(サモアとセントビンセントのどちらか、あるいはどちらでもないか)
- うたっている「投資家補償基金」や規制機関の実在と、POSEIDON EXとの関係
- 振込先として指定される銀行口座の名義
- どのような経路で日本の人を勧誘しているか、入金した人の人数や金額の規模
POSEIDON EXに入金してしまったら、今すぐやることは?
- 追加の入金をしない。金利キャンペーンの条件、出金の手数料、税金、保証金を理由にされても払わない
- ログインできるうちに、残高、入金と出金申請の履歴、担当者とのやり取り、指定された振込先の情報を保存する
- 銀行振込で入金した場合は、振込先の口座情報を控え、振込先の金融機関にすぐ連絡する
- 暗号資産で入金した場合は、送金のTXIDと入金先のアドレスを控える(TXIDの確認方法)
- 「お金を取り戻せる」と後から連絡してくる相手に注意する(二次被害の記事)
送金のTXIDや送金先のアドレス、やり取りの画面があれば、お金がどこへ送られたのかを調べられるかどうか、LINEでお答えします。「何を残せばいいか分からない」「TXIDの探し方が分からない」という段階でも構いません。
LINEで相談する(無料)友だち追加のみで、こちらから電話をかけることはありません。ご相談は無料ですが、資金の回収・返金をお約束するものではありません。
- psdn-service.net のドメイン登録情報(RDAP) — 登録日 2025年12月15日
- 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について(HTML版)」 — 2026年9月11日確認。POSEIDON EX の名前はない
- 金融庁「免許・許可・登録等を受けている事業者一覧」
- 金融庁「いわゆる外国為替証拠金取引について」 — 個人の店頭FX取引の証拠金(レバレッジ25倍以下)
2026年9月11日時点の公開情報にもとづいています。サイトの表示・規約・キャンペーンの内容は、当社が同日にサイトを直接確認したものです(読者を誘導しないよう、サイトへのリンクは載せていません)。
この記事は、公的機関の公表資料、各サービスの公式サイトの表示、報道など、公開されている情報をもとにまとめたものです。利用者の声として紹介している内容は第三者の報告で、当社が個々の事実関係を確認したものではありません。記載内容の誤りのご指摘や、当事者の方からの訂正・削除のご依頼は、お問い合わせからご連絡ください。確認のうえ対応します。
POSEIDON EXの金利・出金に関するよくある質問
POSEIDON EXは金融庁に登録されていますか?
登録されていません。2026年9月11日時点で、金融庁の登録業者の一覧にPOSEIDON EXの名前はありません。無登録業者の一覧にもまだ名前はありませんが、警告がないことは安全を意味しません。
POSEIDON EXの運営会社はどこの国の会社ですか?
分かりません。サイトに会社名はなく、規約はサモア、サイトの下部はセントビンセント・グレナディーンの住所を載せていて、食い違っています。うたっている規制機関や補償基金の名前もありません。
証拠金に年13%の金利が付くと言われました。入金を増やすべきですか?
増やさないでください。残高が大きいほど金利が高くなるという説明は、入金額を増やさせる勧誘によく使われます。出金の条件や手数料も公開されていないため、約束どおりに受け取れる保証はありません。
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