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Universal Edge(universal-edge.net)は詐欺?結果を決める管理画面

公開日:

結論

Universal Edge(universal-edge.net)は、イーサリアムの円建て価格が1分後に上がるか下がるかを当てさせる日本語の取引サイトです。サイトの公開プログラムには、運営側が「TOP」「BOTTOM」の並びを決めて、これから始まる取引期間にまとめて登録できる管理画面が含まれていました。運営側が各期間の結果を前もって決められる作りとみられます。

サイトは2018年創業(別のページでは2019年設立)とうたっていますが、ドメインが登録されたのは2026年6月1日で、日本の登録もありません。当社は、結果を運営側が決められるとみられる仕組み、会社の説明の食い違い、出金を制限する取引ルールから、このサイトは投資詐欺の可能性が極めて高いと判断しています。入金はしないでください。

SNSや副業の案内で「1分で結果が出る取引で稼げる」と勧められ、Universal Edgeというサイトに誘われた——。この記事では、当社がサイトの表示と、サイトが誰でも読み込める形で公開しているプログラムを直接確認して分かったことを整理します。「ユニバーサルエッジ」という名前の包丁や不動産会社などとは関係ありません。

Universal Edge(universal-edge.net)とはどんなサイト?

Universal Edgeの基本情報(2026年9月11日確認)
項目内容
サイトが名乗る名前Universal Edge(運営は Universal Edge Inc. と表示)
確認したドメインuniversal-edge.net(日本語のサイト。金額は円で表示)
ドメインの登録日2026年6月1日(ドメインの登録情報より)。利用規約とプライバシーポリシーも「最終更新: 2026年6月1日」
サイトの会社の説明トップは「創業 2018年3月」、会社情報のページは「Since 2019」「設立 2019年9月12日」。コスタリカ・サンホセで登記とうたう
所在地(サイトの表示)フッターはサンホセ、会社情報のページはエスカス(どちらもコスタリカ)と、2つの住所が出てくる
規制の表示「コスタリカの金融監督の枠組み(SUGEF・SUGEVAL)のもとで運営」とうたうが、許可の番号はない
取引の内容イーサリアムの円建て価格(ETHJPY)について、1分ごとの期間の終わりに上がるか下がるかを選ぶ。1回の金額は1,000円〜500万円
日本での登録金融庁の登録業者ではない(金融庁・財務局の無登録業者の一覧にも名前はない)。米国・カナダは利用の対象外としているが、日本は除外していない

Universal Edgeの取引の結果は運営側が決められる?

取引画面では、「次の期間が始まるまでに」上がる(Top)か下がる(Bottom)かを選んで注文し、結果は「勝」「負」で表示されます。価格の動きを当てる取引のように見えます。

ところが、サイトが誰でも読み込める形で公開しているプログラムファイルには、利用者向けではない管理画面のプログラムが含まれていました。その画面では、5つの枠それぞれに「TOP」か「BOTTOM」を割り当てた並びを作って保存・読み込みでき、その並びを「取引期間」としてまとめて追加する機能があります(完了時の表示は「件の取引期間を一括追加しました」)。

取引期間ごとの結果(上か下か)を、運営側が前もって決めて登録できる作りとみられます。そうであれば、利用者が何を選んでも、勝ち負けは運営側の設定次第ということになります。なお、当社が確認できたのは、このような機能がプログラムの中にあるということまでで、実際に特定の人の取引で使われたかどうかは分かりません。

当社の判断結果を運営側が前もって設定できるとみられる仕組みがあること、会社の創業年や住所の説明が食い違い、許可の番号もないこと、日本の登録がないことから、当社は、Universal Edgeは投資詐欺の可能性が極めて高いと判断しています。「最初は勝てた」という場合も、それが入金を増やさせるための演出である可能性があります。

Universal Edgeで出金できないのはなぜ?

サイトの取引ルールには、出金を止めたり、利用者の主張を退けたりできる内容が並んでいます(2026年9月11日確認)。

Universal Edgeの取引ルールにある主な条件
ルールの内容(要旨)何が起きるか
建玉がなく、未払いの残高もない場合に限り、出金を請求できる取引を続けさせられている間や、「未払い」を持ち出されると出金できない
出金には最大5営業日。安全管理のため、さらに保留することがある出金を先延ばしにする理由になる
本人確認や出金のときに、追加の書類を求めることがある書類を理由に出金を止められる
書面の苦情は、原因が起きてから3日以内しか受け付けない後から「おかしい」と気づいても取り合ってもらえない
チャットツールでの会話は公式とは見なさない担当者の約束を「公式ではない」とされる
プログラムの不具合があれば、実行済みの取引を訂正できる勝った取引を後から取り消される
残高50USDT未満の状態が90日以上続くと、口座を閉じることがある少額の残高を理由に口座を閉じられる

出金しようとしたときに「税金」「手数料」「保証金」などを先に払わせる説明は、投資詐欺でよく見られる形です。追加の支払いには応じないでください。

Universal Edgeの運営会社は確かめられる?

確かめられません。サイトは運営会社を「Universal Edge Inc.」とし、コスタリカで登記したとしていますが、会社の登録番号も、うたっている監督機関の許可の番号も書かれていません。創業の時期は、トップページでは2018年3月、会社情報のページでは2019年9月12日と食い違い、ドメインは2026年6月1日に登録されたものです。会社情報のページには経営陣の名前と経歴が並んでいますが、当社はそれらの人物とサイトの関係を確認できませんでした。

Universal Edgeについて確認できなかった点は?

Universal Edgeに入金してしまったら、今すぐやることは?

  1. 追加の入金をしない。「負けを取り返せる」「出金には手数料や保証金が必要」と言われても払わない
  2. ログインできるうちに、残高、取引の履歴(勝ち負けの記録)、入金と出金申請の履歴、担当者とのやり取りを画面ごと保存する
  3. 暗号資産で入金した場合は、送金のTXIDと入金先のアドレスを控える(TXIDの確認方法)。銀行振込の場合は、振込先の金融機関にすぐ連絡する
  4. 「お金を取り戻せる」と後から連絡してくる相手に注意する(二次被害の記事)
送金先を調べたい方は、LINEでご相談ください

送金のTXIDや送金先のアドレス、やり取りの画面があれば、お金がどこへ送られたのかを調べられるかどうか、LINEでお答えします。「何を残せばいいか分からない」「TXIDの探し方が分からない」という段階でも構いません。

LINEで相談する(無料)

友だち追加のみで、こちらから電話をかけることはありません。ご相談は無料ですが、資金の回収・返金をお約束するものではありません。

参考

2026年9月11日時点の公開情報にもとづいています。サイトの表示、取引ルール、公開されているプログラムファイルの内容は、当社が同日に直接確認したものです(プログラムは実行せず、文字として読んだだけです。読者を誘導しないよう、サイトへのリンクは載せていません)。

この記事の情報について

この記事は、公的機関の公表資料、各サービスの公式サイトの表示、報道など、公開されている情報をもとにまとめたものです。利用者の声として紹介している内容は第三者の報告で、当社が個々の事実関係を確認したものではありません。記載内容の誤りのご指摘や、当事者の方からの訂正・削除のご依頼は、お問い合わせからご連絡ください。確認のうえ対応します。

Universal Edgeの取引・出金に関するよくある質問

Universal Edgeの取引は、価格の動きで勝ち負けが決まるのですか?

そう見えるように作られていますが、サイトの公開プログラムには、運営側が各取引期間の「上か下か」を前もって並べて登録できる管理画面が含まれていました。結果を運営側が決められる作りとみられます。実際に特定の取引で使われたかどうかまでは分かりません。

Universal Edgeはコスタリカの許可を受けた業者ですか?

確かめられません。サイトはコスタリカの監督機関(SUGEF・SUGEVAL)の枠組みで運営しているとうたっていますが、許可の番号は書かれていません。日本の金融庁の登録業者でもありません。

最初は勝てて出金もできました。信用していいですか?

信用しないでください。少額の出金を先にさせて信用させ、大きな入金をさせてから出金を止めるのは、投資詐欺でよく見られる流れです。取引ルールには、建玉があると出金できない、苦情は3日以内、実行済みの取引を訂正できるといった条件もあります。

執筆・監修

小野田泰久

株式会社ベスト 代表取締役 / CryptoTracer 運営責任者

仮想通貨(暗号資産)詐欺の送金先追跡調査に従事。 本記事の内容は、公開されているブロックチェーン情報と、 実際の調査で確認した送金経路の傾向にもとづいて記載しています。 資金の回収・返金や、送金先の持ち主の氏名・住所の特定は行っていません。
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