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楽天ウォレットは詐欺?出庫できない理由と登録状況

公開日:

結論

楽天ウォレットは詐欺ではありません。運営する楽天ウォレット株式会社は、楽天証券ホールディングスの100%子会社で、金融庁に登録された暗号資産交換業者です(関東財務局長 第00015号)。

楽天ウォレットで暗号資産を外部に送れないのは、2026年8月19日から暗号資産の出庫サービスを一時停止しているためです。取引と入庫は通常どおりです。8月21日からは日本円の出金にも一時的な上限が設けられています。2026年9月10日時点で、出庫の再開は告知されていません。

「楽天ウォレット 出金できない」「出庫 できない」——2026年8月下旬から、こうした検索が増えています。楽天グループの取引所なのに出庫できない、と不安になった人もいるはずです。この記事では、楽天ウォレットの公式のお知らせをもとに、何が起きているのかを時系列で整理します。

楽天ウォレットは金融庁に登録されている?

楽天ウォレットの登録状況(2026年9月時点)
項目内容
運営会社楽天ウォレット株式会社(2016年12月15日設立。楽天証券ホールディングスの100%子会社)
暗号資産交換業の登録関東財務局長 第00015号(2019年3月25日登録)
そのほかの登録第一種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第3190号、電子決済等代行業 関東財務局長(電代)第48号
前身みんなのビットコイン株式会社。楽天が2018年8月に株式の取得を発表し、2019年3月1日に現在の社名に変更
加入協会日本暗号資産等取引業協会(会員番号 第1018号)
公式サイトhttps://www.rakuten-wallet.co.jp/

楽天ウォレットで出庫・出金できないのはなぜ?

楽天ウォレットの出庫・出金をめぐる公式のお知らせ(2026年)
日付お知らせ内容
8月19日暗号資産の出庫サービス一時停止のお知らせ暗号資産の出庫を一時停止。取引と入庫は通常どおり。再開の時期は確定しだい知らせるとしている
8月21日日本円出金サービスの一時的な上限変更に関するお知らせ国内企業へのサイバー攻撃や不正アクセスの増加を受けてセキュリティの点検と保護対策を強化しているとし、「暗号資産の出庫に加え」日本円の出金にも当分の間上限を設ける。上限を超える出金は、問い合わせフォームで個別に相談すると、追加の確認のうえ対応する
8月21日セキュリティ強化と不正被害防止のためのお願いパスキーへの切り替えや通知設定の有効化を推奨。「出金口座情報の変更」機能を一時停止(出金そのものは利用できる)
9月2日暗号資産取引アプリにおける入金・出金時の電話番号認証導入のお知らせ暗号資産取引アプリでの日本円の入金・出金のときに、画面の指示に従い、登録済みの電話番号から楽天ウォレット指定のフリーダイヤルに発信して認証する

2026年9月10日時点で、楽天ウォレットのお知らせの最新は9月7日で、出庫の再開の告知はありません。出庫停止そのものの理由を個別に説明したお知らせも出ていません。8月21日のお知らせは、点検や調査の進捗を踏まえて順次解除を検討し、決まりしだい知らせるとしています。再開の時期は、楽天ウォレットの公式サイトのお知らせで確認してください。

「出庫を再開させてあげる」「電話で認証を」という連絡に注意出庫が止まっている時期は、「特別な手続きで出庫できる」「サポート担当が代わりに送る」といった詐欺の口実に使われやすくなります。楽天ウォレットは、電話・SMS・SNSで認証情報を求めることはないとしています。電話番号認証で発信する番号は、アプリの画面の指示で確認してください。SMSやSNSで届いた番号に電話したり、ログイン情報や認証コードを伝えたりしないでください。

楽天ウォレットが注意を呼びかけている詐欺の手口は?

楽天ウォレットは2026年8月21日、金融機関を装ったフィッシング詐欺や不正アクセスが多発しているとして、次の点を「鉄則」として呼びかけました。

公式サイトの「セキュリティ対策について」では、フィッシング詐欺、SIMスワップ詐欺、国際的詐欺事件、マルウェア・ランサムウェア、不正アクセス、金融庁や金融機関を装った詐欺、警察を装った詐欺、不審な投資勧誘、オンラインカジノについて、傾向と対策を紹介しています。

楽天ウォレットで過去に行政処分はあった?

前身のみんなのビットコイン株式会社が、登録を受ける前の「みなし業者」だった2018年4月25日に、関東財務局から業務改善命令を受けています。2月1日の報告徴求命令、3月22日の立入検査を経たもので、経営管理態勢、マネー・ローンダリング対策、帳簿書類の管理、利用者保護、システムリスクと外部委託先の管理の各態勢の構築を求める内容でした。その後、楽天のもとで2019年3月1日に社名を変え、同年3月25日に暗号資産交換業者として登録されています。

楽天ウォレットから詐欺の相手に送ってしまったら?

  1. 追加の購入をやめる。「手数料」「税金」などを求められても払わない
  2. 出庫の履歴から、送付先のアドレスとトランザクションID(TXID)を控える(TXIDの確認方法)
  3. ログイン情報を教えてしまった場合は、パスワードを変更し、楽天ウォレットの問い合わせフォームから連絡する

楽天ウォレットは、暗号資産は銀行の送金と違い、誤ったアドレスに送ると組戻しや返金が原則できないと説明しています。送付先が別の取引所のアドレスだったとしても、被害者が自分でその取引所に「凍結してほしい」と頼んで凍結されるわけではありません。凍結は、捜査機関からの要請などにもとづいて行われるものです。そのためにも、送金の記録を残し、送金先がどこなのかを把握しておくことが大切です。お金が戻る仕組みについては、仮想通貨詐欺のお金は戻ってくる?で説明しています。

送金先を調べたい方は、LINEでご相談ください

送金のTXIDや送金先のアドレス、やり取りの画面があれば、お金がどこへ送られたのかを調べられるかどうか、LINEでお答えします。「何を残せばいいか分からない」「TXIDの探し方が分からない」という段階でも構いません。

LINEで相談する(無料)

友だち追加のみで、こちらから電話をかけることはありません。ご相談は無料ですが、資金の回収・返金をお約束するものではありません。

楽天ウォレットの出庫・詐欺に関するよくある質問

楽天ウォレットは詐欺ですか?

詐欺ではありません。運営する楽天ウォレット株式会社は、楽天証券ホールディングスの100%子会社で、金融庁に登録された暗号資産交換業者です(関東財務局長 第00015号)。

楽天ウォレットで出庫できないのはなぜですか?

楽天ウォレットは、2026年8月19日から暗号資産の出庫サービスを一時停止しています。取引と入庫は通常どおりです。出庫停止そのものの理由を個別に説明したお知らせは出ていません。

楽天ウォレットの出庫はいつ再開しますか?

2026年9月10日時点で、再開の時期は告知されていません。楽天ウォレットは、確定しだい公式サイトで知らせるとしています。最新の情報は公式サイトのお知らせで確認してください。

楽天ウォレットで日本円の出金もできないのですか?

日本円の出金はできますが、2026年8月21日から当分の間、出金に上限が設けられています。上限を超える出金を希望する場合は、問い合わせフォームで個別に相談すると、追加の確認のうえ対応するとしています。また、出金口座情報の変更機能は一時停止されています。

楽天ウォレットで入出金するとき、電話をかけるよう求められました。

2026年9月2日から、暗号資産取引アプリで日本円を入出金するときに、画面の指示に従って登録済みの電話番号から指定のフリーダイヤルに発信する電話番号認証が導入されています。一方で、楽天ウォレットは電話・SMS・SNSで認証情報を求めることはないとしています。SMSやSNSで届いた番号には電話しないでください。

執筆・監修

小野田泰久

株式会社ベスト 代表取締役 / CryptoTracer 運営責任者

仮想通貨(暗号資産)詐欺の送金先追跡調査に従事。 本記事の内容は、公開されているブロックチェーン情報と、 実際の調査で確認した送金経路の傾向にもとづいて記載しています。 資金の回収・返金や、送金先の持ち主の氏名・住所の特定は行っていません。
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