Real Base(real-base.net)は詐欺?1分で上下を当てる取引と管理画面
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Real Base(real-base.net)は、コスタリカの会社を名乗り、イーサリアムの円建て価格が次の1分で上がるか下がるかを選ばせる日本語の取引サイトです。2018年3月8日設立とうたっていますが、ドメインが登録されたのは2026年4月26日、取引ルールの最終更新は同月28日です。日本の登録もありません。
サイトの公開プログラムには、運営側が「TOP」「BOTTOM」の並びを作り、これからの取引期間にまとめて登録できる管理画面がありました。当社は、結果を運営側が決められるとみられる仕組み、設立年とドメインの食い違い、出金や苦情を制限するルールから、このサイトは投資詐欺の可能性が極めて高いと判断しています。入金はしないでください。
SNSや副業の案内から「Real Base」というサイトに誘われ、短い時間で結果が出る取引を勧められた——。この記事では、当社がサイトの表示、取引ルール、サイトが誰でも読み込める形で公開しているプログラムを直接確認して分かったことを整理します。「リアルベース」という名前の野球チームや不動産会社などとは関係ありません。
Real Base(real-base.net)とはどんなサイト?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サイトが名乗る名前 | Real Base(運営は Real Base Inc. と表示) |
| 確認したドメイン | real-base.net(日本語のサイト。金額は円で表示) |
| ドメインの登録日 | 2026年4月26日(ドメインの登録情報より)。取引ルールとプライバシーポリシーは「最終更新: 2026年4月28日」 |
| サイトの会社の説明 | 「中米コスタリカ発」「創業 2018年3月」「設立 2018年3月8日」。登記上の事務所はコスタリカのエスカスとする |
| 規制の表示 | 「コスタリカの金融監督の枠組み(SUGEF・SUGEVAL)のもとで運営」とうたうが、登録や許可の番号はない |
| 取引の内容 | イーサリアムの円建て価格(ETHJPY)について、次の期間の終わりに上がる(Top)か下がる(Bottom)かを選ぶ。1回の金額は1,000円〜500万円 |
| 連絡先 | 電話番号・メールアドレスの記載はない |
| 日本での登録 | 金融庁の登録業者ではない(金融庁・財務局の無登録業者の一覧にも名前はない) |
Real Baseの取引の勝ち負けはどう決まる?
利用者は「次の期間が始まるまでに」上か下かを選んで注文し、期間が終わると勝ち負けが表示されます。価格の予想を競う取引のように見えますが、サイトの公開プログラムの中に、利用者向けではない管理画面のプログラムがありました。
その管理画面では、5つの枠に「TOP」か「BOTTOM」を割り当てた並び(パターン)に名前を付けて保存し、その並びを取引期間としてまとめて追加できます(完了時の表示は「件の取引期間を一括追加しました」)。これからの取引期間の結果を、運営側が前もって並べて登録できる作りとみられます。当社が確かめられたのは、この機能がプログラムにあるところまでで、実際の取引でどう使われているかは分かりません。
取引ルールには「場合によって取引期間が数秒短縮されることがあります」とも書かれています。締め切りや終了の時刻を運営側の都合で動かせる、ということです。
Real Baseで出金できないのはなぜ?
取引ルール(サイトは「本書は日本語訳」としていますが、元の言語の文書は見当たりません)には、出金や苦情の申し立てを難しくする条件が並んでいます。
- 出金を請求できるのは、建玉(決済されていない取引)がなく、未払いの残高もない場合だけ
- 出金の処理には最大5営業日かかり、安全管理を理由にさらに保留されることがある。出金のときに追加の書類を求められることもある
- 書面による苦情は、原因が起きてから3日以内しか受け付けない
- チャットツールでの会話は、公式のものとは見なさない
- プログラムの不具合があった場合、実行済みの取引を訂正できる
- 残高50USDT未満の状態が90日以上続くと、口座を閉じることがある
担当者がチャットで約束したことも「公式ではない」とされ、勝った取引も後から「訂正」される可能性があります。出金しようとしたときに「税金」「手数料」「保証金」を先に払わせる説明は、投資詐欺でよく見られる形です。追加の支払いには応じないでください。
Real Baseはコスタリカの登録業者?
確かめられません。サイトは、コスタリカの金融機関監督庁(SUGEF)と証券監督庁(SUGEVAL)の枠組みのもとで運営しているとうたっていますが、登録や許可の番号はどこにも書かれていません。設立は2018年3月8日とされていますが、サイトのドメインは2026年4月26日に登録され、取引ルールも同月28日に作られたものです。会社情報のページには経営陣の名前と経歴も並んでいますが、当社はそれらの人物とサイトの関係を確認できませんでした。
なお、仮にコスタリカのSUGEFに登録されている事業者だったとしても、それだけで安全とは言えません。SUGEFは、マネーロンダリング対策のために事業者を登録する制度の照会ページで、その登録は営業の許可ではなく、SUGEFは登録した事業者の商売の中身や、安全性・支払い能力を監督していないと注意を呼びかけています。「コスタリカの監督のもとで運営」という言葉は、預けたお金が守られることを意味しません。
Real Baseについて確認できなかった点は?
- サイトを実際に運営している者と所在地(コスタリカで設立された会社かどうか)
- 管理画面の結果を登録する機能が、実際の取引でどう使われているか
- 会社情報のページに載っている経営陣が実在し、このサイトに関わっているかどうか
- どのような経路で日本の人を勧誘しているか、入金した人の人数や金額の規模
Real Baseに入金してしまったら、今すぐやることは?
- 追加の入金をしない。「負けを取り戻せる」「出金には手数料や保証金が必要」と言われても払わない
- ログインできるうちに、残高、取引の履歴(勝ち負けの記録)、入金と出金申請の履歴、担当者とのやり取りを画面ごと保存する
- 暗号資産で入金した場合は、送金のTXIDと入金先のアドレスを控える(TXIDの確認方法)。銀行振込の場合は、振込先の金融機関にすぐ連絡する
- 「お金を取り戻せる」と後から連絡してくる相手に注意する(二次被害の記事)
送金のTXIDや送金先のアドレス、やり取りの画面があれば、お金がどこへ送られたのかを調べられるかどうか、LINEでお答えします。「何を残せばいいか分からない」「TXIDの探し方が分からない」という段階でも構いません。
LINEで相談する(無料)友だち追加のみで、こちらから電話をかけることはありません。ご相談は無料ですが、資金の回収・返金をお約束するものではありません。
- real-base.net のドメイン登録情報(RDAP) — 登録日 2026年4月26日
- 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について(HTML版)」 — 2026年9月11日確認。Real Base の名前はない
- 金融庁「免許・許可・登録等を受けている事業者一覧」
- コスタリカ金融機関監督庁(SUGEF)「登録事業者の照会(APNFDs)」 — 登録は営業の許可ではなく、SUGEFは事業者の商売を監督しないとの注意書き(スペイン語。2026年9月11日確認)
2026年9月11日時点の公開情報にもとづいています。サイトの表示、取引ルール、公開されているプログラムファイルの内容は、当社が同日に直接確認したものです(プログラムは実行せず、文字として読んだだけです。読者を誘導しないよう、サイトへのリンクは載せていません)。
この記事は、公的機関の公表資料、各サービスの公式サイトの表示、報道など、公開されている情報をもとにまとめたものです。利用者の声として紹介している内容は第三者の報告で、当社が個々の事実関係を確認したものではありません。記載内容の誤りのご指摘や、当事者の方からの訂正・削除のご依頼は、お問い合わせからご連絡ください。確認のうえ対応します。
Real Baseの取引・出金に関するよくある質問
Real Baseの取引は、本当に価格の動きで勝ち負けが決まりますか?
確かめられません。サイトの公開プログラムには、運営側が取引期間ごとの「上か下か」を並べて、まとめて登録できる管理画面が含まれていました。取引ルールでは、取引期間を数秒短縮することがあるともしています。
Real Baseは2018年からある会社ですか?
裏付けは見つかりませんでした。サイトは2018年3月8日設立としていますが、ドメインが登録されたのは2026年4月26日で、取引ルールの最終更新も同月28日です。コスタリカの登録や許可の番号も書かれていません。
担当者がチャットで「必ず出金できる」と言っています。信用していいですか?
信用しないでください。Real Baseの取引ルールは、チャットツールでの会話を公式とは見なさないとしています。出金は建玉や未払い残高がない場合に限られ、苦情も3日以内しか受け付けないとしています。
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