新宿FX(ShinjukuFX)は詐欺?日本の住所でも無登録
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新宿FX(ShinjukuFX)は、日本で金融商品取引業の登録を受けていません。関東財務局は2025年8月28日、「新宿FX株式会社」に対し、無登録で店頭デリバティブ取引を勧誘していたとして警告を行い、公表しています。
財務局の公表資料とサイトには東京都新宿区の住所が載っていますが、サイトの利用規約は、セントルシアの法律にもとづく会社だとしながら、登録番号や登録住所の欄が「###」「ADDRESS」のままになっています。日本の地名や住所、「株式会社」の表記があっても、日本の登録業者とは限りません。
「新宿」という名前だから日本の会社だと思って口座を開いた——新宿FX(ShinjukuFX)は、日本の地名を冠した名前と日本語のサイトを持つFX・CFD取引サイトです。この記事では、新宿FXについて公的機関が公表している内容と、名前や住所から受ける印象との違いを整理します。
新宿FX(ShinjukuFX)とはどんな業者?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | ShinjukuFX |
| 財務局の公表資料上の業者名 | 新宿FX株式会社 |
| 財務局の公表資料上の所在地 | 東京都新宿区西新宿の住所(虚偽の可能性があると注記) |
| サイトの表示 | サイトの上部にも東京都新宿区西新宿の住所と、03から始まる電話番号を表示 |
| 利用規約の運営者の表示 | 新宿FX株式会社はセントルシアの国際ビジネス会社法(IBC法)にもとづいて設立されたとし、サービスは同法にもとづく ShinjukuFX Limited が提供すると記載。ただし、登録番号は「###」「####」、登録住所は「ADDRESS」のまま |
| サイト | https://shinjukufx.jp/ |
| 取扱い(サイトの表示) | FX(通貨ペア)、株式、株価指数、コモディティ、暗号資産 |
| 日本での登録 | なし(金融商品取引業の登録業者ではない) |
| 公的機関の対応 | 関東財務局が2025年8月28日に警告・公表。金融庁の無登録業者の一覧にも掲載 |
新宿FXに金融庁・財務局の警告は出ている?
出ています。関東財務局は2025年8月28日、「新宿FX株式会社」について、インターネットを通じて店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていた無登録業者として警告を行ったと公表しました。公表資料には、提供するサービスの名称は「ShinjukuFX」であると記載されています。
新宿FXは日本の会社?海外の会社?
公開情報からは、はっきりしません。財務局の公表資料では「新宿FX株式会社」として東京都新宿区の住所が記載されていますが、この住所は勧誘資料などにもとづくもので、虚偽の可能性があると注記されています。
一方、新宿FXのサイトの利用規約は、新宿FX株式会社や ShinjukuFX Limited を、カリブ海のセントルシアの法律(国際ビジネス会社法)にもとづく会社だとしています。ところが、本来は会社の登録番号や登録住所が入るはずの欄が「###」「ADDRESS」のままで、会社を特定できる情報が書かれていません。東京の住所を表示しながら、規約ではセントルシアの会社を名乗り、その会社の情報も空欄という状態です。
確かなのは、どちらの名乗り方であっても、日本の金融商品取引業の登録を受けていないということです。「株式会社」という社名、東京の住所、「.jp」のドメイン、日本語のサポートは、どれも登録業者であることの証明になりません。
登録の有無は、金融庁の「免許・許可・登録等を受けている事業者一覧」で、正式な会社名から確認できます。登録業者は、広告などに登録番号(「関東財務局長(金商)第○○号」のような表記)を表示することが義務付けられています。番号が表示されていても、一覧の内容と一致するかまで確かめてください。
新宿FXで出金できないという報告は?
公的機関による新宿FXの出金トラブルの個別の発表は見当たりませんでした。ただ、消費者庁が挙げているとおり、無登録業者とのFX取引では「出金できない」「返金がない」というトラブルが多発しています。
国民生活センターが紹介した暗号資産の投資詐欺の相談事例でも、最初に少額の出金ができたことで信用し、その後に大きな金額を送ってしまう流れが見られます。一度出金できたことは、その業者が安全であることの証明にはなりません。
新宿FXと同じ登録番号を載せているサイトは?
あります。新宿FXのサイトのプライバシーポリシーは、運営会社を「セントルシアの国際ビジネス会社法にもとづき、登録番号2024-00263で設立」と説明しています。当社が2026年9月11日に確認したところ、同じ登録番号を載せているサイトが、新宿FXを含めて少なくとも8つありました。関東財務局から警告を受けたKizuna Holdings JP、Shibuya Capital FX、Nihon Marketsと、警告がまだ見当たらない Fuji Markets、Mugen Markets、Nozomi Markets、西松フィナンシャルです。
しかも Mugen Markets の利用規約は「新宿FX株式会社は、セントルシアの国際ビジネス会社法…に基づいて設立され」で始まり、リスク警告開示にも「新宿FX LIMITED」と書かれています。別のサイトの規約に新宿FXの名前がそのまま残っていることから、当社は、これらは同じ業者が名前を変えて作ったサイトとみており、投資詐欺の可能性が極めて高いと判断しています。詳しくは同じ登録番号の8社のまとめで整理しています。
新宿FXについて確認できなかった点は?
- 財務局の公表資料と利用規約で社名(株式会社/Limited)の書き方が異なる理由と、実際の運営者
- セントルシアでの登録の有無(利用規約の登録番号の欄が空欄のため、照合できません)
- 公表資料に記載された住所で実際に営業しているかどうか
- どのような経路で勧誘しているか、出金できない利用者の人数や金額の規模
新宿FXに入金してしまったら、今すぐやることは?
- 出金のための税金・手数料・保証金は払わない
- 口座の画面、入金と出金申請の履歴、担当者とのやり取り、利用規約のページを保存する
- 銀行振込で入金した場合は、振込先の口座名義と金融機関名を控え、振込先の金融機関にすぐ連絡する(振込先の口座の凍結につながることがあります)
- 暗号資産で入金した場合は、送金のTXIDと入金先のアドレスを控える(TXIDの確認方法)
送金のTXIDや送金先のアドレス、やり取りの画面があれば、お金がどこへ送られたのかを調べられるかどうか、LINEでお答えします。「何を残せばいいか分からない」「TXIDの探し方が分からない」という段階でも構いません。
LINEで相談する(無料)友だち追加のみで、こちらから電話をかけることはありません。ご相談は無料ですが、資金の回収・返金をお約束するものではありません。
- 関東財務局「無登録で金融商品取引業等を行う者について(新宿FX株式会社)」 — 2025年8月28日
- 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」
- 金融庁「免許・許可・登録等を受けている事業者一覧」
- 消費者庁「無登録業者との外国為替証拠金取引(FX)にご注意ください!」
- 国民生活センター「【20代要注意!】暗号資産のもうけ話」 — 2024年1月23日公表。少額の出金で信用させる事例
- ShinjukuFX「利用規約」 — サイトの表示(2026年9月10日確認)
2026年9月10日時点の公開情報にもとづいています。新宿FXのサイトの表示は同日に確認したものです。
この記事は、公的機関の公表資料、各サービスの公式サイトの表示、報道など、公開されている情報をもとにまとめたものです。利用者の声として紹介している内容は第三者の報告で、当社が個々の事実関係を確認したものではありません。記載内容の誤りのご指摘や、当事者の方からの訂正・削除のご依頼は、お問い合わせからご連絡ください。確認のうえ対応します。
新宿FX(ShinjukuFX)のよくある質問
新宿FXは日本の会社ですか?
公開情報からははっきりしません。関東財務局の公表資料では「新宿FX株式会社」として新宿区の住所が記載されていますが、虚偽の可能性があると注記されています。サイトの利用規約はセントルシアの法律にもとづく会社だとしていますが、登録番号や登録住所の欄は空欄のままです。いずれにしても、日本の金融商品取引業の登録は受けていません。
新宿FXは金融庁に登録されていますか?
登録されていません。関東財務局は2025年8月28日、「新宿FX株式会社」に対し、無登録で店頭デリバティブ取引を勧誘していたとして警告を行い、公表しています。
新宿FXで少額は出金できました。安全だと考えてよいですか?
安全の証明にはなりません。最初に少額の出金ができたことで信用し、その後に大きな金額を送ってしまう流れは、投資詐欺の相談事例でも見られます。新宿FXは日本の登録を受けておらず、関東財務局から警告を受けている業者です。
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