TradFi(cion-fx.jp)は詐欺?説明文に別の取引所Clyptaexの名前
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cion-fx.jp の「TradFi」は、金・FX・商品・株価指数を最大500倍のレバレッジで取引できるとうたう日本語のサイトですが、運営会社の名前も許可も書かれていません。しかもサイトのプログラムにある会社の説明文は、TradFiではなく「Clyptaex取引所」という別の名前で書かれています。
ドメインは2026年6月13日に登録された.jpドメインで、ページには検索エンジンに載せないようにする設定があります。当社は、別の取引所の説明文を使い回していること、運営者を明かしていないこと、日本の登録がないことから、このサイトは投資詐欺の可能性が極めて高いと判断しています。入金はしないでください。
SNSやメッセージアプリで知り合った相手に「TradFiで金の取引をしよう」と、cion-fx.jp のURLを送られた——。「TradFi」は伝統的な金融(Traditional Finance)を指す一般的な言葉で、実在の大手暗号資産取引所も金やFXの取引サービスの名前に使っていますが、このサイトはそれらとは関係ありません。この記事では、当社がサイトとサイトのプログラムを直接確認して分かったことを整理します。
cion-fx.jp の「TradFi」とはどんなサイト?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サイトが名乗る名前 | TradFi(ページの題名は「TradFiで金、FX、コモディティ、インデックスを取引しよう」) |
| 確認したドメイン | cion-fx.jp(スマートフォン向けの日本語のアプリ画面) |
| ドメインの登録日 | 2026年6月13日(日本のドメインの登録情報より。登録者の欄は代理のサービス) |
| 検索への表示 | ページに、検索エンジンに載せないようにする指定(robots「none」)がある |
| 運営会社・住所・許可 | サイトに記載がない |
| 取扱い(サイトの表示) | 金・FX・商品・株価指数の取引(最大500倍のレバレッジ)、時間を決めて勝ち負けを精算するオプション取引 |
| 日本での登録 | 金融庁の登録業者ではない(金融庁・財務局の無登録業者の一覧にも名前はない) |
日本の「.jp」ドメインで、日本語の画面と日本の銀行口座への出金の画面まで用意していながら、運営会社の名前がありません。ページには検索エンジンに載せないようにする指定もあり、SNSなどで直接URLを送られた人だけが入る作りとみられます。
TradFiの説明文に「Clyptaex」の名前があるのはなぜ?
サイトのプログラムに入っている会社の説明文は、「Clyptaex取引所は単なる取引プラットフォームではなく」で始まり、英語版でも「Clyptaex Exchange」と書かれています。TradFiの名前は出てきません。
自分とは別の名前が説明文に残っているのは、別の取引所サイトの中身を、名前の一部だけ差し替えて使い回しているためと考えられます。「Clyptaex」は、cion-fx.jp とは別のドメイン(clyptaex.com)で使われていた取引所の名前で、そのドメインは2026年9月11日時点で表示されません。サイトが止められても、名前とドメインを変えて同じ中身を使い続けている可能性があります。
説明文は「先進的なAIチップ演算技術」で注文を処理するといった内容ですが、どの会社のどの技術かは書かれていません。日本語の画面には「請选擇杠杆倍數(レバレッジ倍率を選んでください)」のような中国語がそのまま残っている箇所もあります。
TradFiで出金するときの条件は?
サイトのプログラムにある出金の画面の文言からは、次のことが分かります。
- 出金は最低10USDTから。日本の銀行口座のほか、ETHやUSDTでの出金の画面がある
- 銀行への出金では、銀行名・支店名・支店番号・口座番号・口座名義(カナ)を入力させる
- 出金を申請すると「審査をお待ちください」と表示され、承認されるまで支払われない
- 「着金予定額」が表示され、手数料が差し引かれる作りだが、手数料の一覧は公開されていない
- 「高度認証を完了すると、すべての機能を利用できます」とあり、追加の本人確認を求められる
「審査に通すには手数料が必要」「高度認証のために入金が必要」といった説明は、投資詐欺でよく見られる形です。追加の支払いには応じないでください。払っても、次の理由を付けて出金を止められることがあります。
オプション取引は、決めた時間が来たときに価格が上か下かで勝ち負けを精算する仕組みです。金融庁によると、日本で個人が店頭FX取引をするときは、レバレッジにすると25倍以下になります。最大500倍という数字は、日本の登録業者では提供できない水準です。
TradFi(cion-fx.jp)について確認できなかった点は?
- サイトを実際に運営している者と所在地
- 「Clyptaex」を名乗っていたサイトと、同じ者が運営しているのか、同じ中身を買って使っているだけなのか
- 入金の方法と入金先(ログインしないと表示されないため、確認していません)
- どのような経路で日本の人を勧誘しているか、入金した人の人数や金額の規模
TradFi(cion-fx.jp)に入金してしまったら、今すぐやることは?
- 追加の入金をしない。出金の審査料、手数料、税金、保証金、高度認証の費用を求められても払わない
- ログインできるうちに、残高、取引の履歴、入金と出金申請の履歴、担当者とのやり取り(SNSやメッセージアプリの画面)を保存する
- 暗号資産で入金した場合は、送金のTXIDと入金先のアドレスを控える(TXIDの確認方法)。銀行振込の場合は、振込先の金融機関にすぐ連絡する
- 「お金を取り戻せる」と後から連絡してくる相手に注意する(二次被害の記事)
送金のTXIDや送金先のアドレス、やり取りの画面があれば、お金がどこへ送られたのかを調べられるかどうか、LINEでお答えします。「何を残せばいいか分からない」「TXIDの探し方が分からない」という段階でも構いません。
LINEで相談する(無料)友だち追加のみで、こちらから電話をかけることはありません。ご相談は無料ですが、資金の回収・返金をお約束するものではありません。
- JPRS WHOIS(cion-fx.jp) — 登録年月日 2026年6月13日(2026年9月11日に照会)
- clyptaex.com のドメイン登録情報(RDAP) — 説明文に名前が残っている別の取引所のドメイン
- 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について(HTML版)」 — 2026年9月11日確認。TradFi・Clyptaex の名前はない
- 金融庁「免許・許可・登録等を受けている事業者一覧」
- 金融庁「いわゆる外国為替証拠金取引について」 — 個人の店頭FX取引の証拠金(レバレッジ25倍以下)
2026年9月11日時点の公開情報にもとづいています。サイトの表示と文言は、当社が同日にサイトとサイトが読み込む公開のプログラムを直接確認したものです(プログラムは実行せず、文字として読んだだけです。読者を誘導しないよう、サイトへのリンクは載せていません)。
この記事は、公的機関の公表資料、各サービスの公式サイトの表示、報道など、公開されている情報をもとにまとめたものです。利用者の声として紹介している内容は第三者の報告で、当社が個々の事実関係を確認したものではありません。記載内容の誤りのご指摘や、当事者の方からの訂正・削除のご依頼は、お問い合わせからご連絡ください。確認のうえ対応します。
cion-fx.jp の「TradFi」のよくある質問
cion-fx.jp の TradFi は、大手取引所の TradFi のサービスですか?
関係を示すものはありません。「TradFi」は伝統的な金融を指す一般的な言葉で、実在の大手暗号資産取引所も金やFXの取引サービスの名前に使っていますが、cion-fx.jp のサイトにはそれらの取引所の名前は出てきません。サイトの説明文は「Clyptaex取引所」という別の名前で書かれています。
TradFi と Clyptaex は同じ業者ですか?
同じ説明文を使っていることは確かですが、同じ者が運営しているのか、同じ中身を使っているだけなのかは分かりません。どちらの名前も、金融庁の登録業者の一覧にはありません。
出金を申請したら「審査中」のまま進みません。どうすればいいですか?
審査を理由に手数料や保証金を求められても払わないでください。残高と出金申請の画面、担当者とのやり取りを保存し、暗号資産で入金した場合はTXIDを控えてください。
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