仮想通貨詐欺コラム|無登録業者

Monaxaは詐欺?金融庁の区分が「海外」でなく「国内」の意味

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結論

金融庁は令和6年12月、Monaxa(モナクサ)を提供する Monaxa Ltd を、無登録で金融商品取引業を行う者として公表しました。行為の概要は「インターネットを通じて、店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていたもの」です。

見落とされがちなのが所在地の欄です。一覧の区分は「海外」ではなく「国内」ですが、金融庁のエクセル版を開くと、Monaxa Ltd の所在地は「不明」と書かれています。金融庁は所在地が分からない業者を「国内所在」として区分しているためで、どこの国の相手なのかが当局にも特定できていないということです。

「Monaxaで出金できない」「モナクサの評判は」——海外FXのつもりで口座を作った方が多いと思います。この記事では、当社が金融庁とセーシェルの当局の資料を直接確かめて分かったことを整理します。

Monaxaに金融庁の警告は出ている?

出ています。当社が2026年9月22日に確認した金融庁の一覧には、次のとおり掲載されていました。

金融庁の無登録業者の一覧にある記載(2026年9月22日確認)
項目内容
名称Monaxa Ltd
行為の概要インターネットを通じて、店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていたもの
備考「当該業者が提供するサービスの名称は『Monaxa』である。」
公表時期令和6年12月
所在地の区分国内(エクセル版の所在地欄は「不明」)

Monaxaの区分が「国内」なのは何を意味する?

金融庁のこの一覧は、業者を「国内」と「海外」に分けて掲載しています。海外FXとして知られる業者の多くは「海外」に分類されますが、Monaxa Ltd は「国内」です。

ただし、これは「日本に拠点があると当局が確かめた」という意味ではありません。金融庁はこの一覧の注記で、「所在地等が不明の業者については、『国内所在』として区分しております」と説明しています。

実際、HTML版では省略されている所在地の欄を、当社が金融庁のエクセル版で確認したところ、Monaxa Ltd の所在地は「不明」と書かれていました。つまり「国内」という区分は、どこの国の相手なのかが当局にも特定できていないことを示しています。

利用者にとっての意味ははっきりしています。出金が止まったとき、取引の相手方がどこの国のどの法人なのかが分からなければ、返還を求める手続きの入り口に立てません。業者を調べるときは、HTML版だけでなくエクセル版(またはPDF版)の所在地の欄まで見てください。

なお、当社がセーシェルの金融当局の資本市場の登録簿を調べたところ、Monaxa の名前はありませんでした。多くの海外FX業者が登録しているオフショアの当局にも登録が見当たらない、という点も合わせて見ておく必要があります。

⚠ 当社の判断当社は Monaxa を「詐欺サイト」と断定できる材料を持っていません。ただし、金融庁が令和6年12月に無登録業者として公表し、しかも公表資料の所在地欄が「不明」で、取引の相手方となる法人がどこの国にあるのかも分からないことから、日本に住んでいる人が日本語の勧誘に応じて口座を作り、入金することはおすすめできません。日本居住者に店頭デリバティブ取引を勧誘するには金融商品取引業の登録が必要で、それがないまま営業していた業者です。

Monaxaのドメインはいつから使われている?

monaxa.com のドメイン登録情報(2026年9月22日確認)
項目内容
ドメインの登録2013年3月19日
登録の期限2030年3月19日
レジストラGoDaddy.com, LLC
ネームサーバCloudflare

登録日は2013年ですが、これは Monaxa が2013年から営業していた証拠にはなりません。期限切れや中古のドメインを後から取得して使う例は珍しくありません(この業者がそうだと断定はしません)。ドメインの古さを安心の材料にしないでください。

Monaxaについて確認できなかった点は?

Monaxaで出金できないときに、今すぐやることは?

  1. 追加の入金をしない。「出金には税金の前払いが必要」「口座のランクを上げれば出金できる」と言われても払わない
  2. 口座の残高・取引履歴・出金申請の画面と、担当者とのやり取りを画像で保存する
  3. 入金先の口座名義(国内の個人名・法人名になっていないか)を確認する
  4. 銀行振込で入金した場合は、振込先の金融機関にすぐ連絡する
  5. 暗号資産(仮想通貨)で入金した場合は、送金のTXIDと入金先のアドレスを控える(TXIDの確認方法)
  6. 「お金を取り戻せる」と後から連絡してくる相手に注意する(二次被害の記事)
送金先を調べたい方は、LINEでご相談ください

送金のTXIDや送金先のアドレス、やり取りの画面があれば、お金がどこへ送られたのかを調べられるかどうか、LINEでお答えします。「何を残せばいいか分からない」「TXIDの探し方が分からない」という段階でも構いません。

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友だち追加のみで、こちらから電話をかけることはありません。ご相談は無料ですが、資金の回収・返金をお約束するものではありません。

参考

2026年9月22日時点の公開情報にもとづいています。ドメインの登録情報は当社が同日に直接確認しました。読者を誘導しないよう、業者のサイトへのリンクは載せていません。

この記事の情報について

この記事は、公的機関の公表資料、各サービスの公式サイトの表示、報道など、公開されている情報をもとにまとめたものです。利用者の声として紹介している内容は第三者の報告で、当社が個々の事実関係を確認したものではありません。記載内容の誤りのご指摘や、当事者の方からの訂正・削除のご依頼は、お問い合わせからご連絡ください。確認のうえ対応します。

Monaxa(モナクサ)の評判・出金に関するよくある質問

Monaxaは金融庁に登録されていますか?

登録されていません。逆に、金融庁の「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」に、Monaxa Ltd が令和6年12月の公表として掲載されています。

Monaxaは海外の業者ではないのですか?

分かりません。金融庁の一覧の区分は「国内」ですが、これは日本に拠点があると確かめられたという意味ではありません。金融庁は「所在地等が不明の業者については『国内所在』として区分しております」と注記しており、エクセル版で見ると Monaxa Ltd の所在地欄は「不明」でした。セーシェルの当局の登録簿にも名前は見当たりません。

Monaxaで出金を断られたらどうすればいいですか?

出金のための税金や手数料は払わないでください。残高と入出金の履歴、担当者とのやり取りを保存し、入金先の口座名義も控えてください。銀行振込なら振込先の金融機関にすぐ連絡し、暗号資産なら送金のTXIDを控えておいてください。

執筆・監修

小野田泰久

株式会社ベスト 代表取締役 / CryptoTracer 運営責任者

仮想通貨(暗号資産)詐欺の送金先追跡調査に従事。 本記事の内容は、公開されているブロックチェーン情報と、 実際の調査で確認した送金経路の傾向にもとづいて記載しています。 資金の回収・返金や、送金先の持ち主の氏名・住所の特定は行っていません。
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