仮想通貨詐欺コラム|なりすまし

PGLMは詐欺?PGIMジャパンの登録番号をSNSで詐称した無登録業者

公開日:

結論

金融庁は令和7年12月、SNS上で「関東財務局長(金商)第392号」と表示していた「PGLM」を、財務局の登録番号を詐称していた無登録業者として公表しました。

その番号の本当の持ち主は、実在の登録業者である「PGIMジャパン株式会社」です。名前も「PGLM」と「PGIM」で、見比べなければ気づかないほど似ています。PGIMジャパン株式会社は名前と番号を使われた側で、何の問題もありません。SNSで「PGLM」を名乗る相手に入金してはいけません。

SNSで投資の話を持ちかけられ、プロフィールに登録番号まで書いてあった——。番号があると本物に見えますが、番号は書き写せます。この記事では、当社が金融庁の2つの資料を突き合わせて分かったことを整理します。

PGLMに金融庁の警告は出ている?

出ています。当社が2026年9月22日に確認した金融庁の一覧には、次のとおり掲載されていました。

金融庁の無登録業者の一覧にある記載(2026年9月22日確認)
項目内容
名称PGLM
行為の概要SNS上に金融商品取引業を行う旨を表示したもの
表示していた登録番号「関東財務局長(金商)第392号」(詐称)
番号の本当の持ち主PGIMジャパン株式会社(登録を受けた金融商品取引業者)
公表時期令和7年12月
所在地の区分国内

金融庁はこの件について、はっきり「財務局の登録番号を詐称していた」と書いています。

PGLMとPGIMジャパンはどう違う?

まったく別です。PGIMジャパン株式会社は、関東財務局長(金商)第392号の登録を受けた実在の金融商品取引業者で、当社が金融庁の登録業者の一覧を検索したところ、この番号は確かに存在していました。名前と番号を勝手に使われた側であり、この件で責められる立場にはありません。

紛らわしい2つの名前
表記実体
PGIM(ピー・ジー・アイ・エム)実在の登録業者。関東財務局長(金商)第392号
PGLM金融庁が令和7年12月に公表した無登録業者。登録なし

「I」を「L」に替えただけの表記です。スマートフォンの小さな画面で、フォントによっては見分けがつきません。SNSのプロフィールやアイコンだけで判断すると、まず気づけません。

⚠ 当社の判断金融庁が令和7年12月に、SNS上で実在の登録業者の番号を詐称していた無登録業者として公表していることから、当社は、SNSで「PGLM」を名乗る勧誘を投資詐欺と判断しています。指示された口座への振込や、案内されたサイト・アプリへの入金はしないでください。なお、これは PGIMジャパン株式会社への評価ではありません。同社は名前と番号を使われた側です。

SNSの勧誘で登録番号を確かめる手順は?

  1. 番号をそのまま金融庁の「金融商品取引業者登録一覧」で検索する
  2. 番号の持ち主の会社名と、名乗っている会社名が一致しているかを見る。一文字でも違えば別の会社です
  3. 会社名をコピーして検索し、公式サイトに載っている連絡先にかけ直す(相手が送ってきたリンクや電話番号は使わない)
  4. 金融庁の無登録業者の一覧に、名乗っている名前がないか確かめる
  5. 「登録番号が書いてある」こと自体は何の保証にもならないと覚えておく

PGLMについて確認できなかった点は?

PGLMを名乗る相手に入金してしまったら、今すぐやることは?

  1. 追加の入金をしない。「手数料」「税金」「保証金」を理由に求められても払わない
  2. SNSのやり取り、プロフィール画面、案内されたサイト、入金の記録を保存する(アカウントは消されることがあります)
  3. 銀行振込で払った場合は、振込先の口座情報を控え、振込先の金融機関にすぐ連絡する
  4. 暗号資産(仮想通貨)で送った場合は、送金のTXIDと送金先アドレスを控える(TXIDの確認方法)
  5. 名前を使われた会社に連絡するときは、公式サイトに載っている窓口から連絡する
  6. 「お金を取り戻せる」と後から連絡してくる相手に注意する(二次被害の記事)
送金先を調べたい方は、LINEでご相談ください

送金のTXIDや送金先のアドレス、やり取りの画面があれば、お金がどこへ送られたのかを調べられるかどうか、LINEでお答えします。「何を残せばいいか分からない」「TXIDの探し方が分からない」という段階でも構いません。

LINEで無料相談

友だち追加のみで、こちらから電話をかけることはありません。ご相談は無料ですが、資金の回収・返金をお約束するものではありません。

参考

2026年9月22日時点の公開情報にもとづいています。登録一覧の検索は当社が同日に行いました。

この記事の情報について

この記事は、公的機関の公表資料、各サービスの公式サイトの表示、報道など、公開されている情報をもとにまとめたものです。利用者の声として紹介している内容は第三者の報告で、当社が個々の事実関係を確認したものではありません。記載内容の誤りのご指摘や、当事者の方からの訂正・削除のご依頼は、お問い合わせからご連絡ください。確認のうえ対応します。

PGLMを名乗るSNSの勧誘についてのよくある質問

PGLMは金融庁に登録されていますか?

登録されていません。金融庁は令和7年12月、PGLM を、SNS上で財務局の登録番号を詐称していた無登録業者として公表しています。

PGIMジャパン株式会社は詐欺なのですか?

違います。PGIMジャパン株式会社は関東財務局長(金商)第392号の登録を受けた実在の金融商品取引業者で、名前と登録番号を勝手に使われた側です。

SNSで登録番号を見せられたら、どう確かめればいいですか?

番号を金融庁の金融商品取引業者登録一覧で検索し、番号の持ち主の会社名が名乗っている会社名と一致するか確かめてください。一文字でも違えば別の会社です。連絡は相手のリンクではなく、公式サイトの窓口からしてください。

執筆・監修

小野田泰久

株式会社ベスト 代表取締役 / CryptoTracer 運営責任者

仮想通貨(暗号資産)詐欺の送金先追跡調査に従事。 本記事の内容は、公開されているブロックチェーン情報と、 実際の調査で確認した送金経路の傾向にもとづいて記載しています。 資金の回収・返金や、送金先の持ち主の氏名・住所の特定は行っていません。
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