仮想通貨詐欺コラム|無登録業者

LBankは詐欺?金融庁の警告2回と「所在地も代表者も不明」の記載

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結論

金融庁は LBank について、令和6年6月と令和7年6月の2回、無登録業者として公表しています。1回目は暗号資産交換業、2回目は店頭デリバティブ取引の勧誘です。2回目に掲載された会社名は「LBK Blockchain Co., Limited」でした。

注目したいのは1回目の記載です。名称は「LBank Exchange」、代表者は「不明」、所在地も「不明」。大手として知られている取引所でありながら、日本の当局が公表した資料に、運営している人も国も書かれていません。出金でもめたとき、請求する相手を特定できない可能性があります。

「LBankで出金できない」「LBankは安全なのか」——上場している銘柄の多さから使い始めた方も多い取引所です。この記事では、当社が金融庁の2つの公表資料とドメインの登録記録を直接確かめて分かったことを整理します。

LBankに金融庁の警告は出ている?

出ています。当社が2026年9月22日に確認した時点で、金融庁の2つの別々の一覧に掲載がありました。

金融庁が公表している LBank の掲載(2026年9月22日確認)
掲載時期一覧に書かれている名称と所在地根拠となる一覧
令和6年6月LBank Exchange(代表者 不明・所在地 不明)無登録で暗号資産交換業を行う者
令和7年6月LBK Blockchain Co., Limited(海外)無登録で金融商品取引業を行う者(店頭デリバティブ取引)

1回目の備考には「インターネット上で暗号資産取引(BTC・ETH・WFCA等)を行っている『LBANK』を運営している」と、扱っている銘柄まで具体的に書かれています。2回目の備考は「当該業者が提供するサービスの名称は『LBank、LBank Exchange』である」です。

LBankの所在地が「不明」と書かれているのはなぜ?

理由は公表資料に書かれていないため、当社にも分かりません。ただ、金融庁の一覧で所在地まで「不明」とされる例は多くありません。同じ一覧に載っている他の取引所は、シンガポール、セーシェル共和国、ドバイ、香港などの記載があります。

利用者にとっての意味ははっきりしています。出金が止まったとき、取引の相手方がどこの国のどの法人なのかが分からなければ、返還を求める手続きの入り口に立てません。令和7年6月の掲載で「LBK Blockchain Co., Limited」という社名が出ましたが、こちらも区分は「海外」とだけ書かれています。

⚠ 当社の判断LBank は実在する取引所で、当社は「詐欺サイト」とは考えていません。ただし、金融庁が2回にわたり無登録業者として公表し、しかも1回目の公表では代表者も所在地も「不明」とされていることから、日本に住んでいる人が新たに口座を作って資金を預けることはおすすめできません。無登録の業者では、出金の停止が起きても日本の当局が是正を命じることはできません。

LBankのドメインが1995年登録なのはどう見る?

lbank.com のドメイン登録情報(2026年9月22日確認)
項目内容
ドメインの登録1995年2月6日
登録の期限2032年2月7日
レジストラGoDaddy.com, LLC
ネームサーバAmazon Web Services

1995年はインターネット商用化の初期で、LBank というサービスが始まるよりずっと前です。ドメインの登録が古いことは、その会社が長く営業してきた証拠にはなりません。期限切れになったドメインや中古のドメインを後から買って使うことは珍しくありません(この会社がそうだと断定はしません)。

ドメインの古さで安心してはいけない、というのがここでの結論です。確かめるべきは、金融庁の登録業者の一覧に名前があるかどうかです。

LBankについて確認できなかった点は?

LBankで出金できないときに、今すぐやることは?

  1. 「出金のために税金や保証金を先に払え」と言われても払わない。取引所の名前をかたる詐欺の典型です
  2. 残高・取引履歴・出金申請の画面と、サポートとのやり取りを画像で保存する
  3. 自分が開いているURLとアプリの提供元が本物か確かめる
  4. 上場廃止や入出金の一時停止のお知らせが出ていないか、公式のアナウンスを確認する
  5. 第三者に送金してしまった場合は、送金のTXIDと送金先アドレスを控える(TXIDの確認方法)
  6. 「お金を取り戻せる」と後から連絡してくる相手に注意する(二次被害の記事)
送金先を調べたい方は、LINEでご相談ください

送金のTXIDや送金先のアドレス、やり取りの画面があれば、お金がどこへ送られたのかを調べられるかどうか、LINEでお答えします。「何を残せばいいか分からない」「TXIDの探し方が分からない」という段階でも構いません。

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友だち追加のみで、こちらから電話をかけることはありません。ご相談は無料ですが、資金の回収・返金をお約束するものではありません。

参考

2026年9月22日時点の公開情報にもとづいています。ドメインの登録情報は当社が同日に直接確認しました。

この記事の情報について

この記事は、公的機関の公表資料、各サービスの公式サイトの表示、報道など、公開されている情報をもとにまとめたものです。利用者の声として紹介している内容は第三者の報告で、当社が個々の事実関係を確認したものではありません。記載内容の誤りのご指摘や、当事者の方からの訂正・削除のご依頼は、お問い合わせからご連絡ください。確認のうえ対応します。

LBank(LBANK)の評判・出金・金融庁の警告に関するよくある質問

LBankは詐欺ですか?

当社は詐欺サイトとは判断していません。LBank は実在する暗号資産取引所です。ただし日本の登録はなく、金融庁は令和6年6月と令和7年6月の2回、無登録業者として公表しています。

LBankはどこの国の取引所ですか?

公的な資料からは特定できません。金融庁の暗号資産交換業の一覧では、所在地も代表者も「不明」と記載されています。令和7年6月の金融商品取引業の一覧では「LBK Blockchain Co., Limited」という社名が出ましたが、区分は「海外」とだけ書かれています。

ドメインが1995年登録なら、古くからある信頼できる会社ですか?

そうとは限りません。ドメインの登録日は、そのサービスの運営期間を示すものではありません。期限切れや中古のドメインを後から取得して使う例は珍しくないため、登録日の古さを安全の根拠にしないでください。

執筆・監修

小野田泰久

株式会社ベスト 代表取締役 / CryptoTracer 運営責任者

仮想通貨(暗号資産)詐欺の送金先追跡調査に従事。 本記事の内容は、公開されているブロックチェーン情報と、 実際の調査で確認した送金経路の傾向にもとづいて記載しています。 資金の回収・返金や、送金先の持ち主の氏名・住所の特定は行っていません。
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