仮想通貨詐欺コラム|無登録業者

BXBマーケットは詐欺?財務局の警告後も別ドメインで日本語サイト

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結論

BXBマーケット(BXB Market)は、日本で金融商品取引業の登録を受けていません。関東財務局は2026年2月25日、サービス名「BXBマーケット、BXB Market」で日本の人にFX・CFDを勧誘していたとして、運営会社「Dynamix Ltd(ダイナミックス株式会社)」に警告しました。

警告のあと、元のドメイン(bxbmarket.com)は止まりましたが、別のドメイン(bxbmarkets.com・bxbmarket.net)で日本語のサイトが今も表示され、2026年5月には英国に「支払代理人」とする会社も設立されています。サイトが示す許可の出し手「MISA」は、コモロ中央銀行が架空の組織として名指ししています。当社は、財務局の警告を受けたまま日本語で勧誘を続けていることから、このサイトは投資詐欺の可能性が極めて高いと判断しています。

SNSの広告で有名人が勧めているように見えたBXBマーケットで口座を作り、入金した——。「BXBマーケット ログインできない」「評判」と検索する人が増えています。この記事では、当社が財務局の公表資料、ドメインの登録情報、サイトの表示、英国とコモロの公的な情報を直接確認して分かったことを整理します。

BXBマーケットに財務局の警告は出ている?

出ています。関東財務局は2026年2月25日、無登録で金融商品取引業を行う者として、次の業者に警告し、公表しました。金融庁の無登録業者の一覧にも載っています。

関東財務局の公表内容(2026年2月25日)
項目内容
業者名等Dynamix Ltd(ダイナミックス株式会社)
所在地コモロ連合(ムワリ島フォンボニ)の住所
内容インターネットを通じて、店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていた
サービスの名称BXBマーケット、BXB Market
備考関係性は不明だが、Bullfxo、Proxtrend など、先に警告した業者と所在地が同様または酷似している

財務局は、業者名や所在地は勧誘資料にもとづくもので「虚偽の可能性があります」と注記しています。所在地が同じとされた業者のうちBullfxoProxtrendは当社でも記事にしています。また、その後に警告されたMirroxの運営会社の公表でも、Dynamix Ltdと所在地が同じと付記されています。ただし、財務局は各社の関係について何も書いておらず、当社も同じ運営者とは確認していません。

BXBマーケットのサイトは、警告のあとどうなった?

BXBマーケットのドメイン(2026年9月18日確認)
ドメイン登録日今の状態
bxbmarket.com2023年2月21日登録事業者によって止められた状態(client hold)で、表示できない
bxbmarkets.com2025年7月2日日本語のページを含むサイトが表示される
bxbmarket.net2025年10月13日同じ内容のサイトが表示される

元のドメインは止まりましたが、「s」を足したドメインと「.net」のドメインで、同じサイトが日本語のページ付きで表示されています。サイトの連絡先には日本の050で始まる電話番号も載っていますが、サイト自身が「上記の国に拠点はない」と書いています。サービスを利用できない国として米国やロシアなどを挙げる一方、日本は含まれていません。

さらにサイトは、「DYNAMIX-UK LTD(登録番号17221744)は、Dynamix Ltdの支払代理人です」と書いています。英国の会社登記(Companies House)で確認すると、この会社は2026年5月15日に設立されており、財務局の警告の約3か月後です。

BXBマーケットの「MISAの免許」は信用できる?

サイトは、Dynamix Ltdがコモロ連合に登録IBC番号「HT00525050」で登録され、「MISA(ムワリ国際サービス当局)」から証券取引免許「BFX2025065」を受けていると表示しています。しかし、コモロ中央銀行は2025年12月10日の声明で、MISAを含む団体を架空の組織として名指しし、検察に申し立てたとしています。

当社は、MISAの登録簿のサイトがアクセスを制限しているため、この免許の番号を照合できていません。ただ、国の中央銀行が「架空」とする組織の免許は、安全の裏付けになりません。そもそも日本に住む人にFX・CFDを勧誘するには、金融庁・財務局の登録が必要です。

当社の判断関東財務局から無登録の業者として警告を受けたあとも、ドメインを変えて日本語のサイトを表示し続け、警告の後に「支払代理人」の会社を新しく作り、コモロ中央銀行が架空とする組織の免許を示していることから、当社は、BXBマーケット(BXB Market)は投資詐欺の可能性が極めて高いと判断しています。

有名人がBXBマーケットを勧める広告は本物?

BXBマーケットは、有名人の名前と一緒に検索されています。広告の中身は当社では確認できていませんが、有名人が特定の海外FX業者での取引を勧める広告は、本人とは関係のない偽の広告であることがほとんどです。警察庁は「著名人が無料で投資教室を開催したり、確実に利益が出る投資話を無料で教えたりすることは基本的にありません」と注意を呼びかけ、金融庁も、公式の写真を無断で使って本人を名乗る偽アカウント・偽広告に注意するよう呼びかけています。

BXBマーケットについて確認できなかった点は?

BXBマーケットに入金してしまったら、今すぐやることは?

  1. 追加の入金をしない。出金の手数料・税金・保証金・口座のランクを上げる費用などを求められても払わない
  2. ログインできるうちに、使っているドメイン、残高と入出金の履歴、広告の画面、担当者とのやり取りをスクリーンショットで保存する
  3. 銀行振込で払った場合は、振込先の金融機関にすぐ連絡する。クレジットカードの場合はカード会社に連絡する
  4. 暗号資産(仮想通貨)で入金した場合は、送金のTXIDと入金先のアドレスを控える(TXIDの確認方法)
  5. 遠隔操作のアプリを入れるよう言われても入れない。「お金を取り戻せる」と後から連絡してくる相手にも注意する(二次被害の記事)
送金先を調べたい方は、LINEでご相談ください

送金のTXIDや送金先のアドレス、やり取りの画面があれば、お金がどこへ送られたのかを調べられるかどうか、LINEでお答えします。「何を残せばいいか分からない」「TXIDの探し方が分からない」という段階でも構いません。

LINEで相談する(無料)

友だち追加のみで、こちらから電話をかけることはありません。ご相談は無料ですが、資金の回収・返金をお約束するものではありません。

参考

2026年9月18日時点の公開情報にもとづいています。サイトの表示は、当社が同日に直接確認したものです(登録・ログインはしていません)。読者を誘導しないよう、BXBマーケットのサイトへのリンクは載せていません。

この記事の情報について

この記事は、公的機関の公表資料、各サービスの公式サイトの表示、報道など、公開されている情報をもとにまとめたものです。利用者の声として紹介している内容は第三者の報告で、当社が個々の事実関係を確認したものではありません。記載内容の誤りのご指摘や、当事者の方からの訂正・削除のご依頼は、お問い合わせからご連絡ください。確認のうえ対応します。

BXBマーケットの評判・ログイン・出金に関するよくある質問

BXBマーケットは金融庁に登録されていますか?

登録されていません。関東財務局は2026年2月25日、サービス名「BXBマーケット、BXB Market」で日本の人にFX・CFDを勧誘していた無登録の業者として、Dynamix Ltd(ダイナミックス株式会社)に警告しています。

BXBマーケットにログインできなくなりました。

元のドメイン(bxbmarket.com)は、2026年9月18日時点で止められた状態です。一方で、別のドメインで同じサイトが表示されています。別のドメインを案内されても、追加の入金はせず、入出金の履歴とやり取りを保存してください。

有名人がBXBマーケットを勧めていました。本当ですか?

有名人が特定の海外FX業者での取引を勧める広告は、本人と関係のない偽の広告であることがほとんどです。警察庁や金融庁も、著名人をかたる投資の勧誘に注意を呼びかけています。

執筆・監修

小野田泰久

株式会社ベスト 代表取締役 / CryptoTracer 運営責任者

仮想通貨(暗号資産)詐欺の送金先追跡調査に従事。 本記事の内容は、公開されているブロックチェーン情報と、 実際の調査で確認した送金経路の傾向にもとづいて記載しています。 資金の回収・返金や、送金先の持ち主の氏名・住所の特定は行っていません。
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