仮想通貨詐欺コラム|なりすまし

HFMは詐欺?foxhfmpro.comと金融庁の警告、公式サイトの見分け方

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結論

foxhfmpro.com は海外FX会社「HFM」の名前を含むドメインですが、HFMの公式サイト(hfm.com)とは別のもので、2026年7月13日に登録されました。当社が確認した2026年9月17日には、サイトを表示できない状態でした。

本物のHFMは、公式サイトのすべてのページの下部に運営会社の登録番号と許可番号を載せ、「日本国内居住者向けではない」と明記しています。HFMを名乗る相手から、公式以外のドメインで口座を作るよう誘われたり、出金の前に税金や手数料を求められたりした場合は、入金をやめてください。

SNSやマッチングアプリで知り合った相手に「HFMで一緒に取引しよう」と言われ、送られてきたURLで口座を作った——。HFMは実在する大手の海外FX会社ですが、その名前を含む別のドメインもあります。この記事では、当社がドメインの登録情報と本物のHFMの公式サイト、金融庁の公表資料を直接確認して分かったことを整理します。

HFMの名前を含む foxhfmpro.com とは?

foxhfmpro.com の基本情報(2026年9月17日確認)
項目内容
ドメインの登録2026年7月13日(契約期間は1年)
登録事業者・ネームサーバーRealtime Register B.V.(オランダ)・Cloudflare
HFMの公式ドメインか違う(本物のHFMの公式サイトは hfm.com)
2026年9月17日の状態トップのドメインに接続先が設定されておらず、表示できない。サブドメインも接続先のサーバーが応答しない(Cloudflareのエラー522)
運営会社・許可の番号当社はサイトを表示できず、確認できていない

ドメイン名は、HFMの名前に「fox」「pro」を付けた形です。登録から2か月ほどで表示できなくなっており、名前を変えて別のドメインで同じようなサイトが作られることもあります。ドメインが消えても、入金したお金の流れが消えるわけではありません。

本物のHFMの公式サイトはどう見分ける?

本物のHFMの公式サイトは https://www.hfm.com/ で、日本語のページもこのドメインの中にあります。公式サイトは、すべてのページの下部と「規制と認可」のページに、運営会社と許可を次のように載せています。

本物のHFMが公式サイトで示す主な運営会社と許可(2026年9月17日確認)
運営会社登録番号許可
HF Markets (SV) Ltd(セントビンセント・グレナディーン)22747 IBC 2015国際事業会社としての登録
HF Markets (UK) Ltd(英国)11118651英国金融行為規制機構(FCA) 801701
HF Markets SA (PTY) Ltd(南アフリカ)2015/341406/07金融行動監視機構(FSCA) 46632
HF Markets (Seychelles) Ltd(セーシェル)8419176-1セーシェル金融サービス機構 SD015
本物のHFMも日本の登録業者ではありません本物のHFMの公式サイトは「HFMは金融商品/金融サービスの勧誘とみなされる活動には関与しておらず、当ウェブサイトは日本国内居住者向けには意図されておりません」と明記しています。日本に住む人が取引しても、日本の金融商品取引法の登録業者と同じようには守られません。

金融庁がHFMに警告しているのは本当?

本当です。金融庁の「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」には、「HF Markets (SV) Ltd」(サービス名「HotForex」)が、日本の登録を受けずにインターネットで店頭デリバティブ取引を勧誘していた業者として、平成29年(2017年)8月付で載っています。HotForexはHFMの以前の名前で、hotforex.com は現在 hfm.com へ転送されます。

これは本物のHFMのグループ会社が、日本の登録を受けずに日本の人を勧誘していたことへの警告で、2026年に登録された foxhfmpro.com とは別の話です。一方で、本物であっても海外の無登録業者と取引すると、トラブルがあったときに日本の制度で守られにくい点には注意が必要です。

HFMを名乗る業者に「税金を払えば出金できる」と言われたら?

Yahoo!知恵袋には2024年12月、「納税してからじゃないと出金できないと言われました」「取引所の名前はHFMです」という質問が投稿されています(どのサイトのことかは書かれておらず、当社は事実関係を確認していません)。

出金の前に税金・手数料・保証金・口座の凍結解除費用などを別に振り込ませるのは、投資詐欺でよく使われる手口です。利益にかかる税金は、利用者が自分で確定申告して国に納めるもので、取引先のサイトに先に払うものではありません。払っても、次は別の名目で請求が続くことがほとんどです。

HFMの名前を含む foxhfmpro.com について確認できなかった点は?

HFMを名乗るサイトに入金してしまったら、今すぐやることは?

  1. 追加の入金をしない。税金、手数料、保証金などを求められても払わない
  2. サイトが消える前に、残高と入出金の画面、URL、勧誘してきた相手とのやり取りをスクリーンショットで保存する(サイトが表示できなくなっていても、メールやメッセージの記録は残す)
  3. 銀行振込で払った場合は、振込先の金融機関にすぐ連絡する
  4. 暗号資産で入金した場合は、送金のTXIDと入金先のアドレスを控える(TXIDの確認方法)
  5. 「お金を取り戻せる」と後から連絡してくる相手に注意する(二次被害の記事)
送金先を調べたい方は、LINEでご相談ください

送金のTXIDや送金先のアドレス、やり取りの画面があれば、お金がどこへ送られたのかを調べられるかどうか、LINEでお答えします。「何を残せばいいか分からない」「TXIDの探し方が分からない」という段階でも構いません。

LINEで相談する(無料)

友だち追加のみで、こちらから電話をかけることはありません。ご相談は無料ですが、資金の回収・返金をお約束するものではありません。

参考

2026年9月17日時点の公開情報にもとづいています。foxhfmpro.com は同日に表示できず、サイトの中身は確認できていません。読者を誘導しないよう、foxhfmpro.com へのリンクは載せていません。

この記事の情報について

この記事は、公的機関の公表資料、各サービスの公式サイトの表示、報道など、公開されている情報をもとにまとめたものです。利用者の声として紹介している内容は第三者の報告で、当社が個々の事実関係を確認したものではありません。記載内容の誤りのご指摘や、当事者の方からの訂正・削除のご依頼は、お問い合わせからご連絡ください。確認のうえ対応します。

HFMの詐欺・偽サイトに関するよくある質問

HFMは詐欺なのですか?

本物のHFMは、英国・南アフリカ・セーシェルなどの許可を持つ実在の海外FX会社で、公式サイトは hfm.com です。ただし日本の登録業者ではなく、グループ会社は金融庁から無登録の勧誘について警告を受けています。この記事で扱っている foxhfmpro.com は、公式とは別のドメインです。

foxhfmpro.com は本物のHFMですか?

本物と確認できるものはありません。foxhfmpro.com は2026年7月に登録された公式とは別のドメインで、2026年9月17日には表示できない状態でした。本物のHFMの公式サイトは hfm.com で、ページの下部に運営会社の登録番号と許可番号を載せています。

HFMを名乗るサイトで出金を拒否されたら、どうすればいいですか?

出金のための税金や手数料は払わないでください。残高や入出金の画面、相手とのやり取りを保存し、暗号資産で送金したときは送金のTXIDを控えておいてください。銀行振込で払った場合は、振込先の金融機関にすぐ連絡してください。

執筆・監修

小野田泰久

株式会社ベスト 代表取締役 / CryptoTracer 運営責任者

仮想通貨(暗号資産)詐欺の送金先追跡調査に従事。 本記事の内容は、公開されているブロックチェーン情報と、 実際の調査で確認した送金経路の傾向にもとづいて記載しています。 資金の回収・返金や、送金先の持ち主の氏名・住所の特定は行っていません。
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