Nebula(nebulajp.com)は詐欺?Bitstampの文章と住所を写した取引所
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Nebula(nebulajp.com)は「Nebula by Robinhood」を名乗る暗号資産(仮想通貨)の取引サイトですが、米国の証券会社Robinhoodの公式サイトに、Nebulaというサービスは見当たりません。サイトの会社紹介や関連会社の一覧は、2025年6月にRobinhoodが買収した取引所Bitstampの公式の文面や登記上の住所と同じで、名前だけが「Nebula」になっています。
ドメインは2026年6月1日に登録されたばかりなのに「2016年から毎年監査を受けている」とうたい、日本語の画面には「モルガン・エクスチェンジ」という別の名前も残っています。当社は、実在の会社の名前と文面を借りて信用を装っていることから、Nebulaは投資詐欺の可能性が極めて高いと判断しています。入金はしないでください。
「Robinhoodのグループの取引所だから安心」と言われ、Nebulaに暗号資産を送るよう勧められた——。Robinhoodは米国の実在の証券会社ですが、その名前を使った別のサイトがあります。この記事では、当社がnebulajp.comの公開されている画面の文言と、Robinhood・Bitstampの公式情報を直接確認して分かったことを整理します。
Nebula(nebulajp.com)とはどんなサイト?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サイトが名乗る名前 | Nebula(「Nebula by Robinhood」とも表示) |
| 確認したドメイン | nebulajp.com(サイトは www.nebulajp.com で表示) |
| ドメインの登録日 | 2026年6月1日(登録期間は1年。ドメインの登録情報より) |
| 取扱い(サイトの表示) | 暗号資産の現物・先物の取引、秒単位で結果が決まる契約取引、DeFiマイニング、新しいコインの申し込み、ローン(違約金の定めあり) |
| 入出金(サイトの作り) | 入金画面の初期設定はイーサリアムのネットワーク(ERC20)。出金はUSDT・USDC・BTC・ETHに対応 |
| 言語 | 日本語を含む9言語 |
| 運営会社 | 実際の運営会社の記載はない(関連会社として挙げる会社は、Bitstampの会社の住所) |
| 日本での登録 | 金融庁の暗号資産交換業者の登録一覧にない(無登録業者の一覧にもまだ名前はない) |
NebulaはRobinhoodのグループ会社?
当社が確認した範囲では、違います。Robinhoodは2025年6月、欧州などで営業する暗号資産取引所Bitstampの買収を完了したと公表しており、BitstampはいまBitstamp by Robinhoodの名前でアプリを出しています。一方、Robinhoodの公式サイトに、Nebulaという名前のサービスは見当たりません。
Nebulaのサイトの会社紹介は、Bitstampの公式の説明と、名前以外がほぼ同じです。
| Nebulaのサイトの表示 | 公式の情報 |
|---|---|
| 「Each year since 2016 Nebula by Robinhood has been audited by a Big Four global accounting firm.」(2016年から毎年、四大会計事務所の監査を受けている) | Bitstampの公式ブログに「Each year since 2016 Bitstamp has been audited by a big four global accounting firm.」とある。nebulajp.comのドメインは2026年6月の登録 |
| 「We have offices in Luxembourg, Singapore, Slovenia, the UK and the USA」 | Robinhoodは買収の発表で、Bitstampはルクセンブルク・英国・スロベニア・シンガポール・米国にオフィスがあると説明している |
| 関連会社「Nebula Europe S.A.」の住所はルクセンブルク | 同じ住所は、実在の Bitstamp Europe S.A. の登録上の住所(法人識別子の公開データベースより) |
| 関連会社「Nebula Ltd」「Nebula UK Limited」の住所はロンドン | 同じ住所は、英国の会社登記所に登録された BITSTAMP LIMITED の登録上の住所 |
| 米国の会社として「Bitstop USA Inc」をメンロパークの住所で表示 | 同じ住所は、Robinhood Markets, Inc. が米国証券取引委員会(SEC)への届出で示している事業所の住所 |
実在の取引所の説明文と住所を写し、会社名だけを「Nebula」に差し替えた作りです。Robinhoodは公式のサポートページで、連絡はアプリか公式サイトの問い合わせ窓口からだけにすること、Robinhoodを名乗る相手にお金や暗号資産を送らないことを呼びかけています。
Nebulaのサイトで気になった点は?
- ドメインの登録は2026年6月1日なのに、「2016年から毎年監査」とうたい、ページの下部には「©Copyright 2014 Nebula」とある
- 日本語の画面の歓迎の文言が「モルガン・エクスチェンジ」になっている。別の名前で使っていたサイトの作りを、名前だけ変えて使い回している可能性がある(実在の金融機関とは関係ありません)
- 日本語は「世界有数のデジタル資産取引表彰台」など、機械で訳したような不自然な表現が多い
- 秒単位で結果が決まる契約取引や、違約金の定めがあるローンなど、日本の登録業者では見られない商品が並んでいる
- 入金はイーサリアムのネットワークでの送金を初期設定にしており、出金もUSDT・USDC・BTC・ETHの暗号資産に限られる
Nebulaで出金できないと言われたら?
この種のサイトでは、画面の残高が増えていても、出金しようとすると「税金」「手数料」「保証金」「ローンの返済」などを先に払うよう求められることがあります。出金の前にお金を払わせるのは、投資詐欺でよく見られる形です。払っても、別の名目で次の支払いを求められるのが典型なので、応じないでください。
Nebulaについて確認できなかった点は?
- サイトを実際に運営している者と所在地
- 入金先として示される暗号資産のアドレス、取り扱う銘柄の一覧、アプリの配布先(当社はログインやダウンロードをしていません)
- 海外の金融当局による警告の有無
- どのような経路で日本の人を勧誘しているか、入金した人の人数や金額の規模
Nebulaに送金してしまったら、今すぐやることは?
- 追加の送金をしない。出金のための手数料、税金、保証金、ローンの返済を理由にされても払わない
- ログインできるうちに、残高、取引と入出金の履歴、勧めてきた相手やサポートとのやり取りを保存する
- 送金のTXIDと送金先のアドレスを控える(TXIDの確認方法)
- 国内の取引所から送金した場合は、その取引所にも連絡する
- 「お金を取り戻せる」と後から連絡してくる相手に注意する(二次被害の記事)
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- nebulajp.com のドメイン登録情報(RDAP) — 登録日 2026年6月1日
- Robinhood Newsroom「Robinhood Completes Acquisition of Bitstamp」 — Bitstamp のオフィスの所在国(英語)
- Bitstamp 公式ブログ「Proof of reserves and transparency: the Bitstamp way」 — 2016年からの監査についての記載(英語)
- Bitstamp 公式ブログ「Robinhood Completes Acquisition of Bitstamp」 — 「Bitstamp by Robinhood」のアプリ名(英語)
- GLEIF「Bitstamp Europe S.A.」の法人識別子(LEI)の登録情報 — 登録上の住所(英語)
- 英国 Companies House「BITSTAMP LIMITED」(08157033) — 登録上の住所(英語)
- 米国SEC EDGAR「Robinhood Markets, Inc.」 — 事業所の住所(英語)
- Robinhood サポート「How to identify and report scams」 — なりすましへの注意(英語)
- 金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」 — 2026年9月11日確認。Nebula の名前はない
- 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について(HTML版)」 — 2026年9月11日確認。Nebula の名前はない
2026年9月11日時点の公開情報にもとづいています。Nebulaの表示は、当社が同日にサイトの公開されている画面の文言を確認したものです(読者を誘導しないよう、サイトへのリンクは載せていません)。英語の資料は当社で要旨を日本語にまとめたものです。
この記事は、公的機関の公表資料、各サービスの公式サイトの表示、報道など、公開されている情報をもとにまとめたものです。利用者の声として紹介している内容は第三者の報告で、当社が個々の事実関係を確認したものではありません。記載内容の誤りのご指摘や、当事者の方からの訂正・削除のご依頼は、お問い合わせからご連絡ください。確認のうえ対応します。
Nebula(nebulajp.com)の出金・評判に関するよくある質問
NebulaはRobinhoodの公式サービスですか?
当社が確認した範囲では、違います。Robinhoodの公式サイトにNebulaというサービスは見当たらず、Nebulaの会社紹介や関連会社の住所は、Robinhood傘下のBitstampのものを名前だけ差し替えたものでした。Robinhood・Bitstampは名前を使われた側です。
Nebulaは金融庁に登録されていますか?
登録されていません。2026年9月11日時点で、金融庁の暗号資産交換業者の登録一覧にNebulaの名前はありません。日本の人に暗号資産の売買の場を提供するには、この登録が必要です。
Nebulaで出金するのに手数料や税金が必要と言われました。
払わないでください。出金の前に手数料や税金、保証金を払わせるのは、投資詐欺でよく見られる形です。やり取りと送金の記録を保存し、送金のTXIDと送金先のアドレスを控えてください。
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