仮想通貨詐欺コラム|投資サービス

Majesty FX Ltdは詐欺?運営会社の表示がなく別名が残るサイト

公開日:

結論

当社は Majesty FX(majestyfx.com)を、安全と判断できる根拠が確認できないサイトと考え、入金をおすすめしません。当社が調べたところ、このドメインの登録は2025年10月16日で、運営会社の名前・所在地・免許の番号は、サイトのどこにも表示されていません。

会社紹介のページには、「About Demo」「Demo began with a bold vision…」と、別の名前が残っています。さらに、別ドメイン(majestyfx.net)は、2026年9月25日の登録で、免許番号を示さずに「Regulated(規制されている)」「Fully licensed & compliant(完全に認可・準拠している)」と掲げています。金融庁の無登録業者の一覧にも、登録業者の一覧にも、この名前はありません。

「Majestyfx Ltdは詐欺なのか」「Majesty FXで出金できるのか」——海外FXのブローカーは、運営会社が見えにくいものが少なくありません。この記事では、当社がドメインの登録記録とサイトの表示を直接確かめて、確認できたことと、確認できなかったことを整理します。

この記事に出てくる業者名・サービス名が、金融庁の警告に載っているかどうかは、金融庁の警告業者を検索できるページで確かめられます。

Majesty FX のドメインはいつ作られた?

2025年10月16日です。当社が登録情報(RDAP)で確認したところ、次のとおりでした。関連しそうな3つのドメインを並べます。

Majesty FX に関する3つのドメインの登録情報(2026年10月7日確認)
ドメイン登録日有効期限登録から
majestyfx.com2025年10月16日2026年10月16日約11.8か月(356日)
majestyfxltd.com2026年7月19日2027年7月19日約2.6か月(80日)
majestyfx.net2026年9月25日2027年9月25日約12日

majestyfx.com の有効期限は、2026年10月16日です。当社が確認した時点では、初めての更新までもうすぐでした。3つのドメインが同じ運営かどうかは、当社には確認できません。ただし、似た名前のドメインが、ここ1年ほどの間に相次いで登録されています。

Majesty FX のサイトに、運営会社や免許の表示はある?

当社が閲覧のみで確認したところ、運営会社の名前、所在地、免許・登録の番号の表示は見当たりません。フッターは「© Majesty fx — All rights reserved」だけです。MT5やWebTraderを掲げる、CFDブローカーを名乗るサイトですが、どの国のどの当局の免許を持つのかが書かれていません。

会社紹介のページ(About)には、「About Demo」「Demo began with a bold vision — to build a trading ecosystem…(Demoは、取引のエコシステムを築くという大胆なビジョンから始まった)」と書かれています。サイトの名前は「Majesty Fx」なのに、会社紹介の本文は「Demo」という名前のままです。別のサイトのひな形の名前が残っているように見えます(断定はしません)。

別ドメインの majestyfx.net は、何と言っている?

majestyfx.net は、2026年9月25日の登録で、当社が確認した12日前です。ページの題名は「Majesty FX — Regulated FX & CFD Broker(規制されたFX・CFDブローカー)」で、サイトの部品の中に、次のような文言がありました。

「認可されている」と掲げながら、免許の番号も、どの当局のものかも、運営会社の名前も、確認できませんでした。登録から12日のドメインが、50万人超のトレーダーと月間3,500億ドルの取引高を掲げていることになります。入金ボーナスは、出金の条件を重くすることがあるため、規約の確認が必要です。

金融庁の一覧に Majesty FX は載っている?

当社が2026年10月7日に、金融庁の無登録業者の一覧(HTML版と3つの一覧表、暗号資産の国内・海外の一覧)と、金融商品取引業者の登録一覧を検索したところ、「Majesty」はどれにも載っていませんでした。

警告の一覧に載っていないことは、登録業者であることを意味しません。警告は被害や情報が集まってから出る後追いです。日本の個人向けに金融商品の取引を勧誘するには、日本の登録が必要です。なお、当社が確認した範囲では、Majesty FX の日本語のサイトはありません。調べ方は金融庁の無登録業者一覧の調べ方の記事にまとめています。

⚠ 当社の判断当社は Majesty FX を、安全と判断できる根拠が確認できないサイトと考え、入金をおすすめしません。根拠は、①運営会社名・所在地・免許番号の表示がないこと、②会社紹介の本文に「Demo」という別名が残っていること、③別ドメインが、登録12日で「Regulated」「Fully licensed & compliant」と、根拠を示さずに掲げていること、④関連しそうなドメインが、ここ1年ほどの間に相次いで登録されていること、⑤金融庁の登録一覧にも警告の一覧にも載っていないこと、の5点です。ただし、当社は実際の被害の報告を確認できていないため、「詐欺」とは断定していません。

Majesty FX について確認できなかった点は?

海外FXの業者を選ぶ前に、何を確かめればいい?

  1. 運営会社名・所在地・免許の番号が、サイトに書かれているか
  2. 書かれている番号を、その国の当局の登録簿で引いて、会社名・住所が一致するか(番号だけ本物でも、会社名が違えば別会社です。GoldenStockCapitalの記事参照)
  3. 日本の登録があるか(金融庁の金融商品取引業者の登録一覧)
  4. サイトの登録時期。ドメインが登録から1年以内なのに、実績の数字を並べていないか
  5. 出金の条件・ボーナスの条件・苦情の受け付け方が、規約にどう書かれているか(TradGripの記事に一例があります)

Majesty FX に入金してしまったら?

  1. 追加の入金をしない。「出金には手数料や税金の前払いが必要」と言われても払わない
  2. サイトの画面(残高・取引履歴・出金申請)、担当者とのやり取り、入金の記録を、削除せず画像で保存する
  3. サイトのアドレスと、担当者のアカウント名を正確に控える
  4. 銀行振込で払った場合は、振込先の金融機関にすぐ連絡する
  5. 暗号資産(仮想通貨)で入金した場合は、送金のTXIDと入金先のアドレスを控える(TXIDの確認方法)
  6. 「お金を取り戻せる」と後から連絡してくる相手に注意する(二次被害の記事)
送金先を調べたい方は、LINEでご相談ください

送金のTXIDや送金先のアドレス、やり取りの画面があれば、お金がどこへ送られたのかを調べられるかどうか、LINEでお答えします。「何を残せばいいか分からない」「TXIDの探し方が分からない」という段階でも構いません。

LINEで無料相談

友だち追加のみで、こちらから電話をかけることはありません。ご相談は無料ですが、資金の回収・返金をお約束するものではありません。

参考

2026年10月7日時点の公開情報にもとづいています。サイトは閲覧のみで確認し、登録・ログイン・入金はしていません。読者を誘導しないため、運営が確認できないサイトへのリンクは掲載していません。実際の被害の報告は確認できておらず、この記事は Majesty FX を詐欺と断定するものではありません。

この記事の情報について

この記事は、公的機関の公表資料、各サービスの公式サイトの表示、報道など、公開されている情報をもとにまとめたものです。利用者の声として紹介している内容は第三者の報告で、当社が個々の事実関係を確認したものではありません。記載内容の誤りのご指摘や、当事者の方からの訂正・削除のご依頼は、お問い合わせからご連絡ください。確認のうえ対応します。

Majesty FX(Majestyfx Ltd)の評判・出金に関するよくある質問

Majesty FX は金融庁に登録された業者ですか?

当社が確認した2026年10月7日時点で、金融商品取引業者の登録一覧にも、無登録業者の警告の一覧にも「Majesty」はありません。サイトにも、運営会社名・所在地・免許番号の表示が見当たりませんでした。

サイトに「Regulated(規制されている)」と書いてあります。本当ですか?

当社は確認できませんでした。別ドメイン(majestyfx.net)は「Regulated」「Fully licensed & compliant」と掲げていますが、免許の番号も、どの当局のものかも示していません。番号を示さない「認可」の表示は、根拠になりません。

Majesty FX は詐欺ですか?

当社は、実際の被害の報告を確認できていないため、詐欺とは断定していません。ただ、運営会社の表示がないこと、会社紹介に別名が残っていること、関連しそうなドメインが相次いで登録されていることから、安全と判断できる根拠がなく、入金をおすすめしません。

もう入金してしまいました。何をすればいいですか?

追加の入金はせず、取引画面、担当者とのやり取り、入金の記録を削除せず保存し、サイトのアドレスと担当者のアカウント名を控えてください。暗号資産で入金した場合は、送金のTXIDと入金先のアドレスも控えておいてください。

執筆・監修

小野田泰久

株式会社ベスト 代表取締役 / CryptoTracer 運営責任者

仮想通貨(暗号資産)詐欺の送金先追跡調査に従事。 本記事の内容は、公開されているブロックチェーン情報と、 実際の調査で確認した送金経路の傾向にもとづいて記載しています。 資金の回収・返金や、送金先の持ち主の氏名・住所の特定は行っていません。
運営者情報・調査の方針を見る

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トランザクションハッシュと送金先アドレスがあれば、オンラインで調査を依頼できます。1件¥9,800、最短翌日。 申し込む前に、自分のケースが調査できるかをLINEで相談することもできます(相談は無料です)。

調査の仕組みと料金は、仮想通貨詐欺の調査会社「CryptoTracer」のサービス紹介で詳しくご覧いただけます。